一青窈(HITOTO YO)のBlog

暖炉





最近、素敵なアンティークショップに出逢いました。
Snyggというお店。
そこで買った素敵なカード
暖炉の絵の上で
やかんが動くしかけ。
開くとメニューになってます。
たぶん
パリのどこかのレストランのもの。
1920と書いてあるので
今はもう無いのかもしれない。

こうやってメニューだけを眺めると
人間はいつの時代も
大切な人のお腹を満たすために
変わらず
美味しいものを創り続けているなぁと思いました。

食べている時と眠る時は無防備だ。
その二つが充実していると
健やかな気分になります。
大人も子供も動物も
一緒。






2007-12-30 00:00:00

ピーターパンとティンカーベル





先日、パンズラビリンスという映画を観てきました。
ギレルモ・デル・トロ監督
凄く良かったです。

・・妖精についてちょっと考えた夜。

なりたい自分と
なれない自分が
いつまでたっても
にじんだまんまで
ふたつの距離を認めることが
大人になることだとすれば
あたしはたぶん立派に大人なんだ

にじんだ景色を涙のせいにする頃は
とうに過ぎたし

ピーターパンシンドロームという言葉がある。
それは
目の前に抱く幻想
毎晩まいばん想う
大切な人のことも
そうだとすれば
それくらい
見えてるものはあてにならなくて
あてにしなくちゃ生きていけない

ティンカーベルは子供達に
信じる心をどれだけもてるかを問い、
その粉を浴びると空が飛べる

好きな人を信じて
舞い上がるような気持ちになれるのだから
ティンクのような妖精だけでなくて
人間だって魔法のようなものを
実は日常的に使ってるのかもしれない

なんてね


2007-12-28 00:00:00

残された酷





紅白の時期になると思い出す方
それが
『岡本太郎』さんである。
友達の熱意に助けられ
私は「明日の神話」をプリントした衣装を身にまとった。
たくさんの想いを背負って
もらい泣きを唄った。

戦場に咲いていた一輪の花、それこそが酷である、
と太郎さんは言う。


なかなか現実を直視できない私達だが
ふとした歌やドラマ、映画、小説に
自分自身を丸裸にされてしまう。
そんな経験はないだろうか?

ひどい

美しい

それは等しくやってくる。
儚い経験程人の記憶に、心にとどまる。

己の価値観を覆せ!これは勇気の後押しである。
皆に疎ましがられ恐るべき鳥『カラス』、
と燦々あたし達を射抜く『太陽』。
物事の真を照らす潔い眼力がこの三者に共通する。
どれも真実のシンボルである。
美しい愛の言葉を読みたくて
私は今日も書を読む。

最近気になるのはSFマガジンです。



2007-12-27 00:00:00

PROFILE

一青窈

一青窈(HITOTO YO)

東京都生まれ。2002年、『もらい泣き』でデビュー。以降、すべての作品の作詞を手がけ、『ハナミズキ』、最新シングル『はじめて』などヒット曲多数。2008年、音楽劇「箱の中の女」で主演を務め活動の場を広げる。著作に『明日の言付け』『ふむふむのヒトトキ』がある。



http://www.hitotoyo.ne.jp/

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