Malawi Vol.6 Primary School
5月7日。7:30出発。
ユニセフ号は、今日も道なき道を走る。
前方に見えるのもユニセフのランクルです。
この道を車が通るのは、どれぐらい振りなのだろう。
ひどい山道を1時間以上走る。
ボッコポコでまるでラリーレースのよう。
腰の運動不足がちょっと解消?
着いた早々、いきなり案内されたのは、
小学校に隣接する教師用の住まい。

屋根にヘチマなんかなってて、なんかカワイー。

でも、中はとても狭いのなんの。
寝室は三畳ぐらい。

リビング?も三畳ぐらい。

もちろん電気はありません。
水道もありません。
水は近くの井戸から。
水質はセーフだそう。

キッチンは離れに。
その離れの向こう側に、

おトイレ。
これが、思っていたほどでもなく、
そうひどいものでもありませんでした。
強い直射日光のせいで、自然消毒、匂いもまったくありません。
空を仰ぎながらなんて、気持ち良さそう。
でも、雨期は大変な生活になるだろう。
この住まいは、この地域の人たちが、先生のために用意したという。

これが小学校。
一年生から四年生までが勉強しています。
教員はふたりしかいません。
教室は四つしかありません。
電気も窓ガラスもありません。
教科書もありません。
いま320名いる生徒は交代で青空学級。
この日はどこからかヘルプの教員がふたり来ていたようです。
普段はひとりの先生が160人をみています。
もちろん給食もお弁当もないので、
授業はお昼前に終わります。
写真にすると素敵にみえるのにね。

三年生のクラスです。
この学区の小学校に通うべき子供は1000人以上いますが、
登校できているのは、わずかに320名ほど。
貧しかったり、遠かったり、理由は単純です。

英語で簡単なあいさつをしましたが、
英語通じます。日本の子供よりずっと上手です。

いまはいちばん気候のいいとき。
こんな教室うらやましい!と思ってしまうけれど、
雨期を想像したら、どんなにひどいだろう。
通学路には(ってかさっきの山道)はワニもあふれてくるそうで、とても危険。
なにしろ、教室もなければ、傘もない!

バッグなど持ってる子はひとりもいません。
百回ぐらい使ったような、ポリ袋にノートとボールペンを入れていました。
靴を履いてる子は数人しかいません。

縫い直してあげれないものなのか・・・。


校舎の中を覗いてみました。

ノートがもったいないので、
ちびたチョークを渡されて、床で文字の書き取りです。

めずらしいお客さんが現れ、張り切ってみんな手を挙げます。

トイレはふたつだけ。これは大用。
女の子の登校率を上げるには、
女子トイレを充実させると良いそうだ。
生理のときに、自宅にいるより良いから、喜んで登校するんだそう。

これは小用のトイレ。
男の子用と女の子用があります。
見えないように柵になってるだけで、
地面にそのまましちゃいます。
日光が強烈で、すぐ蒸発してしまうので、匂いはしません。
紙はどうしているのか、聞けませんでした。
(たぶん拭かない)
いまはいいけど、
やはり、雨期が大問題のようです。
どの家も、こんな設えだそうです。

教育こそが未来への扉であるこの国です。
全国の小学校は5100校ありますが、あと5000校足りないそうです。
4年生ぐらいになると、
一家の働き手として、通学が困難になる子も増え、
こんな山村では、7〜8割の子供がドロップアウト。
マラウイ全体の大学進学率は3%だそうです。

中学校はここから遠く15キロ離れたところにしかないそうで、
遠すぎて、どの子もやめてしまうそう。
それで、大きい子は昼間からヒマそうにしています。
一ヶ月に一度の教員研修には、
ここから38キロの距離を自転車で通うそうです。
先生も不満そうでした。
教員の月給は70ドルぐらいだそう。
てか、
無性に腹が立つ。
なんで、ここの住人たち、
こんな山奥に住んでいるんだ?
町へ下りたりはしないのかな?
仕事がないないって、
こんな山奥では、仕事なんかあるわけない。
仕事は作るもんだ!
ヘタに野生のパパイヤやトウモロコシが育つからいけないんだ!
どうして、もっと効率をあげようとか、アイデアを出さないのか?
文明人の疑問は募るばかり・・・・。

これは、帰り道に見かけた他の小学校の教員用住宅。
この辺りでは、目を見張るほどの豪邸。
ある日本人女性が寄付したそうです。
建設費用は約5000ドルぐらいだそうです。
つまり、教員を確保するにも、
これぐらい優遇しないと、
来てもらえないのである。
さて、今日はここまで。
続きはまだまだあるのよ。。。。

