福井 盛太のBlog

「FREE」

ようやく、『FREE』(NHK出版)を読みました。

ネットの世界では、
5%のコンシューマーがネットビジネスを支えていること。

コンテンツが良質のモノで、
かつ、スケールメリットを得られるモノであるなら
コンテンツをオープン=フリーにしてしまっても、
最終的に採算がとれること。


それらの要点がキチッと纏められており
とても勉強になりました。


そうそう、フリーと言えば、「青空文庫」。


いま、僕は、青空文庫のpdfファイルをkindleに取り込んで
使用しています。




バッチリ読めます。

ほんと、単行本やビジネス書、新書に文庫はこれで十分かと。

これからは、単行本とpdfファイルをセットにして
販売して欲しいくらいです。

電子書籍と言えば、報告があります。
SPBSでは、3月16日から連続3回(隔週)で、
「出版の未来と著作権」と言うセミナーを開催します。

スピーカーは、『著作権の世紀』を上梓したばかりの
弁護士・福井健策さん、ジャーナリストの佐々木俊尚さん、
日本書籍出版協会理事の植村八潮さん
(佐々木さん、植村さんは3回目のみ)。

理論派ばかりですし、見解と立ち位置がそれぞれ異なる三人ですので
熱い議論が交わされること必至です。


本日突然、福井健策さんから
「書籍の電子化で影響を受けるのは書店と取次なんだから、
福井さん(僕)の意見も聞かせてよ」
と言われました。


なので僕も、話に加わるかもしれません。


PS……
こんど、こういうものに出ます。
渋谷地元民ではありませんが、
この街には愛着もあるしお世話になっているので、
思いの丈を語ります。
こちらもよろしくお願いしますm(__)m





2010-02-23 19:03:00

写真ワークショップ。

みなさん、ご無沙汰です。

twitterのお陰で、
すっかりblogの更新を怠ってしまいました(すいません)。
twittterは、blogのような記述する際の「構え」がないので、
気軽に書き込めてしまいます。

そして、何度か書き込んでいるウチに中毒症状に陥る。

まんまとこのメカニズムにははまった次第。


このtwitterではすでにつぶやいたのですが、
今年春(4月)
「若木信吾×SPBS 写真ワークショップ2010」が開講します。

カリキュラムや募集要項は
近日中にこちらのHPやtwitterで発表しますので、
もう少しだけ、お待ち下さい。


本日は、同ワークショップの「ステイトメント」を
記述しておくことにします。


それでは、また!

……………以下、ステイトメント……………

「写真」は、もっとも身近で、もっとも遠いもの。
「写真」は、もっとも気軽で、もっとも難しいもの。

入り口のハードルは低いけど、
追求をしはじめたなら、
そのゴールは「自分の中」にしかありません。

電子書籍の足音が日に日に高まり、
表現方法がフィルムからデジタルへと移行しつつある中で、
いま、「写真」の立ち位置そのものが問われはじめています。

そのような状況下だからこそ、
志あるものたちで集い、
「写真」の鑑賞力と理解力を高め、
「写真」の撮影力を高め、
新しい「写真」と「写真家」の息吹を生み出して生きたい。
私たちは、そう考えています。

「写真」の入り口のハードルは低くとも、
この講座のハードルは、低くはありません。
「写真」を愛する仲間たちと
真剣に「写真」に向き合っていきたいからこそ、
入講のハードルも、カリキュラムのハードルも、少し高目です。

ですが、臆することなく
講座に飛び込んできて欲しいと思っています。
一緒にこのハードルを飛び越え、
「写真」の新たな可能性を見出していきたいと思っています。

「写真ワークショップ」が、新たな「写真」の才能を輩出する場所、
新たな「写真」の価値観を育む場所となってくれたなら、
これに勝る喜びはありません。

若木信吾
SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS


2010-02-10 20:38:00

良いお年を2009。

SPBSは明日が仕事納め。


で、いま、残った仕事を一生懸命片付けているところです。


なんだかあっという間ですね、一年って。


今年は僕の人生の中でも、
もっとも短く感じた一年だったかもしれません。
それもこれも、出版物の編集や事業経営にかかりっきりで、
頭の中を休める時間がなかったから。


出版+書店という構造不況業種同士の合体事業を、
この不況下で営んでいくのは楽ではないです。

でも、この事業を愛している人がたくさんいることも事実で、
お陰様で、お客様、SPBSスタッフのみんな、
SPBSボランティアスタッフのみんな、
入居者の皆々様の力に支えられて、今日まで来られました。


本当に、本当にありがとうございました。


来年は、もっと基盤を固めて、SPBSの飛躍の年にしたい。


構造不況業種ではありますが、
それは、本=紙パッケージという概念に縛られた
既存事業体での話で、
僕自身は、来る「電子出版」の時代には、
一層「活字」や「マンガ」を読む人が増えるのではないか、
と踏んでいます(「活字」の趣味志向は変わりますが)。


頭の中では、
出版事業(広義の意味での出版)の未来図も
描けつつあります。



すごく、ワクワクしている。



幸運とは、チャンスに対する準備ができていること。


来年は、そのチャンスを逃さないように、
準備を怠らないようにしたいと思います。

PS……僕自身は、紙媒体原理主義でも、電子メディア原理主義でもありません。ただし、音楽配信がi-podの普及と同時に一気に広がったように、電子書籍端末が普及するのと同時に、小説、ノンフィクション、マンガ、週刊誌などは、一気に電子メディアに流れると思います。大事なのは「電子メディア」に向いた出版物とそうでない出版物があるという現実を、どれだけ現場の人間が認識できるかということ。レコード盤で売ろうが、CDで売ろうが、音楽配信で売ろうが、「音楽」は「音楽」であるように、紙パッケージで売ろうが、電子ブックで売ろうが、「小説」は「小説」。「ノンフィクション」は「ノンフィクション」。出版という文化は亡くならないと思います。

2009-12-28 19:00:00

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福井 盛太

福井 盛太

SPBS CEO/総合PD/ 編集責任者

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