福井 盛太のBlog

SMRのことなど。

しばらく発刊が止まっている
「SMR」(Sport Management Review)。



読者の皆さまには、
まだ何のアナウンスもなされていないようなのですが、
決して休刊したわけではないようです。


なんとか早く、続号を出せるよう、
知恵を絞っていきたいと思いますので
もう少し、お待ちいただければと思いますm(__)m。



話は変わりますが、昨日、
「最近の雑誌にパワーがないのは、ジャーナリズム性に欠けるからだ」
ということをtwitterでつぶやいたところ、
かなりの反響がありました。


やはり皆さんも、そのあたりは感じていたようですね。


現場が「覚悟」を持って、メッセージを伝える。

批判のための批判ではなくて(これは、単に下品です)、
雑誌としての「視点」を常に持ち、
読者に驚きを与えるような企画を考える。


これが、雑誌作りの原点です。


この原点が守られていれば、
決してカタログのような雑誌にはならないだろうな、と思います。


ちなみにジャーナリズム性欠如へのメカニズムは、こんな感じです。

「広告が欲しい」→「著名人にも出て欲しい」→
「関係各所と良い関係でいたい」→
「クレームを付けられないようにゲラを見せる」→
「各所の修正指示が入った企画が掲載される」→
「企画が、最大公約数的内容になる」


僕自身としても、広告はのどから手が出るほど欲しいし、
取材対象の方だったり、芸能界の皆さまとは仲良くしていたいです。


トラブルは、おこしたくない。


ただ、それも度を過ぎると、
雑誌のクオリティを下げるだけ……という現実がある。


結局、
取材対象や関係者をリスペクトした「配慮」と
責任逃れのための「遠慮」は違うんですよね。


いずれにしても、
この仕事に関わる者の宿痾ともいうべきものと戦いながら、
モノづくりに励んでいきたいと思います。


ちゃん、ちゃん。


※このような考えを持つようになったのは、
「ゲラを見せる」雑誌の仕事と「ゲラを見せない」雑誌の仕事、
双方に関わってきたからなんです。




2010-07-22 21:30:00

インタビュー。

職業柄、インタビューをさせていただく機会が多々あります。

自分のインタビューのモットーはというと、こんなところ。

・掲載メディアの属性を考える
(仕事の依頼者から何を求められているかを理解する)。
・インタビュイーが気付いていない「自分」を、
 見つけるように心がける。
・相づちばかりをうたない。
・自分の話をしない(インタビュアーに徹する)。
・自分で勝手に結論をまとめない
(「これこれ、こういうことですよね」みたいな)。


その上で、原稿を書くときには

・インタビュイーが何を言ったかではなく、
 何を言いたかったか、を書く。
・メディアやスポンサーに“配慮”しすぎない
(きわどい話こそ、面白い)。
・事実誤認のないよう、わからないことは徹底的に調べる。


あたりを気をつけています。


今思うと、僕はインタビューさせていただいた人たちから
「人生」も学んでいた気がします。

インタビュイーのみなさんから魅力的な言葉をいただき、
それらに、あるときは力づけられ、あるときは励まされ、
あるときは世の道理を知る手助けをしていただいた。


インタビューとは、相手を知ることであり、人生を学ぶこと。


最近、そんな気がしてしようがありません。


下記の方たちには多くの言葉の力、
言葉の魅力を教えていただいた気がします。

すでにお亡くなりになった方々もいますが、本当に、いまでも
インタビュー当時のことを思い出します。

心より、感謝しています。

柳家小さん師匠
美輪明宏さん
オノ・ヨーコさん
尾上梅幸丈
住井すゑ先生
杉浦日向子先生
天本英世さん
リー・クアンユー首相
リチャード・ブランソンさん
ジーコさん
井上道義さん
萩元晴彦さん
岡田武史さん
平尾誠二さん
古田敦也さん
松岡正剛さん
巽五朗さん
安藤忠雄さん
山本耀司さん
市川團十郎丈
松本幸四郎丈
市川染五郎丈
市川海老蔵丈
小林陽太郎さん

    ほか(順不同)



【本日のオススメ書籍】


「つまみぐい文学食堂」

メルヴィル、オースターなどの文学作品を、
柴田元幸先生が「食」の観点から読み解いています。

読んでると、各作品を読みたくなるし
おなかも減ってくる。
気軽な読書をしたいな、
という気分のときにオススメです。

2010-07-13 19:02:00

FIFA WORLD CUP 2010

終わってしまいましたね、ワールドカップ。


開幕前はどうなることかと思いましたが、
日本代表がベスト16に入ってくれたお陰で、
そこそこ盛り上がったように思います。


個人的に、今回の大会は岡田さんが監督を務めているために
普段以上に思い入れタップリに観戦してしまいました。


常日頃、サッカーの内容についてブツクサ言っている僕ではありますが
“過去2年の日本代表らしさ”を捨てた面白みのないサッカーでも、
「勝つ」ということがこんなにも嬉しいなんて……

勝利を皆で喜ぶことが、こんなにも楽しいことなんて……

美しいサッカーをすることが「結果を残す」ことへの
エクスキューズと化すことがありますが、
やはり勝負事、勝たなきゃダメですね。

きっと今日のスペインにしても、
「最後までスタイルを貫いて勝った」などと、
優勝をたたえる美辞麗句が並んでますが
もしも負けていたなら、
「スタイルに溺れた」「美学に死す」とか言われて、
スペイン国民は落胆したことでしょう。

まずは、「勝つ」。

その大事さを思い知らされた大会でした。


あっ、そうそう、
テレビでしかご覧になったことのない方のために言うと、
岡田さん、めちゃめちゃ温かい人です(ときに自分勝手ですが)。


仏頂面をしているのはテレビの画面の中
(というか、対マスコミのとき)だけ。


浪花節で温かい人だから、
鉄仮面を被って自分を守っているんです。


今後どのような人生を送るのかわかりませんが、
草葉の陰から応援させていただきたいと思います。


同時に、これからはJリーグを応援しましょう。
リーグのレベルは代表のレベルに直結します。

また4年後、などと言わず、
明日からにでもあなたの街にいる代表や代表候補を応援しましょう。


それが、4年後につながるのです。


【岡田さん写真再録】


自宅にて。愛犬はパンくんです。


【2006年のスポ新】


前回大会決勝翌日の新聞見出しは「頭突き」でした。

【岡田監督の連載】


ROCKSでやってたのです。ご存知でした?


2010-07-12 17:47:00

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福井 盛太

福井 盛太

SPBS CEO/総合PD/ 編集責任者

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