福井 盛太のBlog

男前経営論。

そういえば、このblogをはじめて
宣伝らしい宣伝をしていなかったと
思うので、最初に少し、宣伝をば。


じゃーん。

「男前経営論」(東洋経済新報社)。

著者は、マブダチ(というか親子?)である
浜崎あゆみさんが「日本一の男前」と称した
ピーチジョン社長・野口美佳さんです。

実はこの本の制作に、私も携わりました。
(でも、一番頑張ってくれたのはKさん、あなたです。
本当にありがとうございます)

本作りに関わった私が言うのも何ですが、
野口さん、本当に魅力的な人ですよ。

見た目はちょい派手な印象がありますが、
けっしてイケイケ風社長でもないし、
日本の女性社長にありがちな「オヤジっぽさ」もなく、
あくまで「女の子っぽさ」を残している。

なのに、めっちゃ男前。

矛盾しているようですが、本当に
男らしい理解力と判断力、
加えて女性的な感受性豊かなコミュニケーション能力を
備えています。

人の長所を見つけ出すのもうまい。
本当に、うまい。

ちょっと褒めちぎりすぎかな……
でも、本当です。

野口さんって決して美人ではないのですが
(ごめんなさい)
モテると思いますよ〜。

それも、両性から。

楽天の三木谷さんや(編集作業中に携帯メールが何度もきてました)、
幻冬舎の見城社長、他のベンチャー経営者たちと
仲良くされているのもうなずけます。

野口さんのお陰で浜崎さんに会うことも
できましたし、本当に、楽しい仕事でした。

こんな野口社長の「社長としての魅力」が
ギュッと詰まった本です。
是非ご一読いただきたいです。

で、本日「blog、長くて読めないよー」と、
某人におしかりを受けたので、あとは一気にいきます。


おしかりを下さった当人、クロスの親分、太田さん。

「フィナンシャル ジャパン」は彼&クロスのみなさんに支えられています。
いつも感謝しています。

ちなみに耳にマスクをかけた怪しいカットですが
けっして変質者ではありません。
インフルエンザの予防です。


スイッチパブリッシング社長にして「coyote」編集長の新井さん。

今日は、事務所近くの「七面鳥カフェ」で
打ち合わせをしました。
新井さんの写真を撮らせていただくべく、
私の目に入れても痛くないだろう(やっぱり痛い、かな)
愛機「リコーGRデジタル」を構えたところ、

「えっ、それ、GR1?」(新井さん)

「いえ、GRデジタルですよ」(私)

「うそっ、デジタルになったんだ。
俺、GR1 ユーザーだったんだよ。
良いカメラだよね。買う買う。絶対買う」(新井さん)

GRデジタル、お買い上げです。

なんだかGRデジタル、“モテ”カメラですね。

ちなみに新井さん、講談社より
「人、旅に出る」
を上梓しました。
「SWITCH」20周年記念のインタビュー傑作集です。
読み応え充分にして新井節全開。
オススメです。

ああ、もうこんな時間……。

明日も頑張って仕事します。


2005-11-30 00:43:00

私ともう一人の私と古田敦也さん。

今日も、朝から打ち合わせを何本かこなし、
誌面のレイアウトを考えたり、
原稿を書いたりしていたら、
あっという間に時間が経ってしまいました。

フリーの身として、忙しいのはありがたい
ことなんですが、あんまり忙しいと多方面に
ご迷惑をかけてしまうようで……。

お陰で、「フィナンシャル ジャパン」の編集会議に
また出ることができなかった……。
(毎週月曜の朝9時から行われるんです)

すいませんでした。

さて、ちょっと話題は変わりますが、
最近、古田さんに関する仕事の依頼がすごく多いんです。

えっ、古田さんって、あの古田さんかって?

そうですよ。

ヤクルトスワローズ監督の古田敦也さんです。

古田さんには、「勝利のチームメイク」という
単行本の制作をして以降、
いろいろとお仕事でお世話になっていて、
プライベートでお会いしたこともあります。

とても正義感が強く、知性に溢れていて、
関西人特有のユーモアもある。
(たまに変なこと言います)

とても両親思いでもあります。

心から尊敬できる人です。

で、その古田さん、私の中では
「尊敬できる兄貴」的な位置づけだったのですが、
(古田さん、偉そうですいません)
昨年野球界がああいう風になったお陰で、
古田敦也=凄い……と、周囲の彼を見る目が変わったんです。
古田敦也ブランドにプレミアがついてしまったんですね。
さらに今年、プレイングマネージャーとして監督に就任
されたお陰で、より金ぴかのプレミアがついちゃいました。

すると、古田敦也=雲上人となって、
その雲上人と仕事をしている福井は凄いとなって、
世間の私を見る目も変わってくるんです。

いわゆる便乗というやつです。

でも、すごいのは古田さんであって
私は全然凄くも何ともないんですよ。
当たり前のことだけど。

単なるフリーランスライター&エディター&
出版プロデューサーです(←しつこい)。

で、さらにもう一つ影響があって
福井さん、古田さんの本を出しませんか」
とか
福井さん、古田さんの取材をお願いできませんか」
という依頼が増えたりします。

これ、ビジネス的にはとてもありがたい話なんですが、
たまに心が引き裂かれそうになることもあるんです。

私としては、正直、古田さんに情が移っているし、
古田さんには、本当に、球界と言わずスポーツ界の
発展に尽力して欲しいと思っているんです。

だから、このテーマをこのタイミングでお願いするのは
古田さんの迷惑になるな……というケースでは
本当に仕事をお願いしづらい。
(たとえて言うなら、親友に借金のお願いをする
ような感覚です)

ところが、往々にしてマスコミ的文脈では
この「頼みづらい時期」に仕事をゲットすることが
一番利益=売り上げに貢献したりするんです。
それは、マスコミの人間としても痛いほど分かる。

だからこそ、特に世話になった編集者などからの
依頼の場合は、「もう一人の福井盛太」になって
仕事のお願いをするんですね。

で、この間も、古田さんに一度連絡をしたんです。
(「忙しいところ今日は仕事の話で申し訳ないんですが……」と)

その結果、これからオフに入る12月半ばまで
ゴルフにベストドレッサー賞に会食に
選手総会に……すごくタイトなスケジュールだと
いうことが判明しました。

スケジュールを聞いて、本当の福井盛太が登場しました。
年内、古田さんに取材をお願いするのはやめよう、
と決意した私になるのです。

あれだけ忙しい人です。

オフくらいゆっくりして欲しいですよ、正直。

でもそうすると編集者に迷惑かけるからなあ……。
こういう風にしてるから商売下手なのかな。

まあ、こんな悩みがあるということも
分かって下さいということで。

全然話は違いますが、我が家の後ろには
大きな桜の木があります。
この木を眺めているととても落ち着くし、
季節を感じますね。

2005-11-29 01:26:00

閑話休題。

今日は久しぶりにゆっくりと、
自宅近辺で過ごしました。

頭の中は、今進行している雑誌の企画のこと、
「SWITCH」誌のこと、来年始まるかもしれない
某仕事のこと……などなどが去来してなかなか休まることはなかったのですが、
カラダはかなり休められた気がします。

で、今日は少し暇ネタで。

私は無類の雑誌好きなので、買った雑誌をなかなか捨てることができません。
そのため、リビングには、巨大な雑誌の山がいくつもあります。
雑誌の山の中にはけっこうな「レアもの」もあったりするのですが、
今、一番のお気に入りは、これなんです。


「Number」の創刊号。
なんだかダサイですよね(笑)。
考えられないくらいダサイ表紙。

でも、この雑誌には教えられることがあるんです。

例えば王監督のインタビュー。
「39歳11カ月 熱いスウィング」

「そういったわけで、オレが考えたのはやはり技術的な面なのさ。
自分のバッティングの勘のズレとか狂いとかそういったものがあるんじゃないかということ。
はっきりいって、756号、800号というものがあって
ちょっと身辺が騒がしくなりすぎて、それまでのオレと
あの騒ぎの中をかいくぐっていた時のオレとでは
知らず知らずのうちにそれ以前より打ち込み方が
浅くなっていたんじゃないかと思うんだよね」(文中より)

けっこうおかしくないですか?
これ、あの王さんの言葉、ですよ。

実際に王さんが自分のことを「オレ」と言うかどうかは
別として、実に実際の王さんっぽいんです。

私が王さんとお付き合いのある人、
もしくは某新聞社のホークス担当の友人カメラマン
(彼の子供は王さんが名付け親)
などに聞く限り、本当の王さんというのは、
実に性格が大らかで、豪快で、
ちょっとアバウトなところがあるそうです。

そんなニュアンスが、現在の編集者によって「整理された」
言葉よりなんかよりも、確実に伝わってくるんですね。

いまから25年も前の雑誌に、何だかインタビューの原点を教えられる感じです。

でも、最近の「Number」、
ちょっと以前のパワーがなくなったと思いませんか?
整理された言葉の並ぶ、スポーツ選手版「Junon」のようになってしまった感じ。
目次や中吊りには選手の名前だけが羅列され、
そこには「視点」を届けてくれるはずの
書き手の名前は出てこない。
ノンフィクションを読む雑誌というより、
スポーツ選手の(特定選手ファン向けの)インタビュー誌っぽいですね。

これは文藝春秋の編集者に聞いたのですが、
もともとNumber編集部というのは「島流し」(左遷)の場所だったそうです。

簡単に言うと、期待されない人が集められた
期待されない編集部だった。

だからこそ、好き勝手やれた。

スポーツの素人さんも多く、
でも、だからこそ、的はずれではあるけれど
斬新な企画が実現したのだそうです。

ところが、サッカー日本代表が
1998年サッカーW杯出場を決めたあたりから
その売り上げは激増、いつの間にか会社の
「プロフィットセンター」になっちゃった。
1編集部から「Number」局に格上げもされた。

売り上げも利益も期待されるセクションになったんですね。
でも、それ以降、内容は……。

おそらく売り上げを至上命題とされると
会社の上層部、広告主や取材対象(選手やチーム)等々
関係各方面の様々な「利害の綾」の中に入ってしまって
制約も多くなってくるんでしょうね。

制約と言っても物理的な制約もそうですが
作り手の精神的制約が大きいです。

以前の私は、初期であれば山際淳司さんや沢木耕太郎さん、
佐瀬稔さん、最近であれば金子達仁さんなどが
あのゲームをどう見たのか。そこで実際何があったのか……を
読むことが楽しみでした。

だけど今は選手の声が主体で「視点」は二の次ですものね。

まあ、これは好みが分かれるところでしょうが、
今後のNumberには、
以前のような「切れ味」の復活を期待しています。

次は写真集。


これ、最近人生のまとめに入ったかのように
感じられるBRUCE WEBERの写真集「BLOOD SWEAT AND TEARES」(左)
と「O LIO DE JANEIRO」(右)。
最初のが新刊で、後者は20年前のものです。

BRUCE WEBERの写真集はいくつか所有しているのですが
やはり自分の中では「O LIO DE JANEIRO」が一番ですね。
ブラジルの躍動感、生命力が誌面一杯に溢れている。

これ、日本では8万円〜10万円で売られていた頃に
N.Y.のダウンタウンで200ドルくらいで購入したんです。
その意味でも思い出の一冊です。

それと、最近仕事をしている岩根愛さんの写真が掲載された「YOUNG TREE PRESS」




いいですね〜。かなり良い感じ。
凄い好みです。
実はこの「YOUNG TREE」、読んで字のごとく
発行には写真家の若木信吾さんが関わっています。
いわゆる写真家の視点で何気ない日常を描いた
ドキュメンタリーマガジン。
私は若木信吾さんとも仕事で、プライベートでと
何度かご一緒しているのですが、彼の作品も大好きなんですよ。
で、実は彼も高橋恭司さん好きなんですよね。
(彼の紹介で、恭司さんからオリジナルプリントを
購入したこともあります)

そして、岩根さんも高橋恭司さん好き。

私も、そう。

これも何かの縁だと思います。

恭司さん、ありがとうございます。

そういえば、食不毛の地、下北沢に
美味しい韓国料理屋を発見しました。
韓国家庭料理「チェゴヤ」です。


一気に食べました。


では、おやすみなさい。

2005-11-27 23:13:00

PROFILE

福井 盛太

福井 盛太

SPBS CEO/総合PD/ 編集責任者

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