福井 盛太のBlog

やっぱり「正」は美味い!

物書きは大変なんです。

まだ私のように手広くやっている人はいいのですが、
いわゆる「ライター」稼業と
いうのは本当に、食えないです。

いや、まだ「ライター」はいい方かも。

一番大変なのはノンフィクション作家でしょう。

なぜなら、

・取材費は、ほぼ持ち出し。
・綿密な取材が必要なので制作に時間がかかる。
・決して人に好かれる仕事ではない。取材対象に嫌われることも。
・ノンフィクションは売れない。
(100万部以上のノンフィクションって過去にあったのでしょうか??)

からです。

印税収入を計算してみましょう。

仮に定価を1500円としますと、
その10%(印税)は150円。
だいたいノンフィクションの初版は、よくても1万部ですから、
150円×1万部=150万円。これが、帳簿上の印税収入。
ここから源泉徴収があって
手取りは120万〜135万円。

一冊苦労して書いて、取材費も自腹切って
大企業のサラリーマンのボーナス以下なんです。

う〜ん。。。。。

もちろん仕事の価値を計る物差しは
「お金」ではないですけど。。。

このような現実を見ると、自らの職業に矜持を持ち続け、
強い正義心と探求心でもって作品を産み出し続ける
ノンフィクション作家の方は心から尊敬してしまいます。

あの超大御所ノンフィクション作家Sさんでさえ
「年収が1000万円を超えたのは4〜5年前かな」
と言っていたのを憶えています。

やっぱり収入は、「ファッション」か「広告」の仕事に
つなげていかないと増えないんですね。

まあ、小言はこの辺にして、
昨日は、江戸川大学教授の広瀬一郎さんが
ナビゲーションをつとめるBS-iの番組の
プレビューを観に、TBSに行きました。


スポーツマネジメントの大家といえばこの人、広瀬さん。
いつもお世話になっています。


番組の内容はというと、サッカーとラグビーが枝分かれすることが
決まったロンドン・コベントガーデンのパブ(近代サッカー発祥の地!)が
登場したりと、とても興味深いものでした。

でも、本当に私の興味を惹いたのは
サッカーW杯ドイツ大会の放映権のくじ引きです。

ちょうどプレビューの直前にくじびきが行われたようで、
くじを引き終えたばかりのスタッフが
プレビュー室に転がり込んできたんです。

「すっげー。テレ朝バカツキだよ」(ディレクターらしき人)

「えっ、何?」(局のスタッフ)

「くじで1位引いたんだよ。ちくしょう」(ディレクターらしき人)

「うそっ、で、うちは?」(局のスタッフ)

「3位」(ディレクターらしき人)

「そうかあ。。。でも日本戦中継できるんだろ?」(局のスタッフ)

「うん。でもクロアチア戦、テレ朝だもんなあ。
あの試合、ぜったい視聴率60%取るよ」(ディレクターらしき人)

「第1戦の日本vsオーストラリアは?」(局のスタッフ)

「あれはNHKで決まってるから」(ディレクターらしき人)

まあ、すでにW杯は始まっているということです。

TBSを後にして、お約束のスイッチ・パブリッシングへ。


右から「SWITCH」Special Editionの制作進行管理をしてくれている
堀井君、ADの田綿さんに同じくADの竹内さん。
すごく忙しいのに嫌な顔一つせず仕事を手伝ってくれています。

本当に助かってます。

ありがとう!!

で、お約束の食事。

久しぶりに青山の「正」に行きました。
ここの野菜は本当に美味しい。
超幸せになります。

この「正」、以前は三宿にあったのですが
(はじめは、写真家の十文字美信さんに連れてきていただいたんです)、
つい1年前かな? 青山に移転してきたんです。

いまでは予約しないと入れない人気店になりました。

堀江社長もこのお店が好きみたいで、
以前、一緒に来たこともあります。

以下は本日の献立。


前菜三点盛り。
中でもにんじんのぬか漬けと、ゴボウのおひたしには感動、感動!


ゆず風味の茶碗蒸し。冷えてます。


今日の一押し! 野菜の煮込みスープ。
鶏のおダシに、塩こしょう、そこに新鮮なにんじん、芽キャベツ、
大根、ブロッコリー等々をぶち込んで煮ただけのスープ。
でも、本当に美味い!

何度でも言います、美味い!

やっぱり素材がよければ
シンプルな調理法でも、充分うま味を堪能できるんですね。


シメの鯛飯。言うことなし……。


デザートのシャーベット。

以上、しめて2人で16000円。

大満足でした。

さあ、エネルギーを付けたところで
これから仕事だ!

2005-12-22 00:33:00

何だか忙しいです。

この間、某社長と話をしていたら、
某有名人気女優(モデル?)のうわさ話を聞いてしまいました。

この女優さん、現在はいわゆるIT系長者とお付き合いを
しているのだそうですが、男の遍歴が凄い。

年収(年商)順に付き合う男が変わっていくのだとか。

ということは……最後は孫正義さん

そんなバカな。

でも、世の中は分かりません。

もちろん、人の噂も分かりません。

決して裏を取った話ではないので
この女優さんの話も、
たんなる「噂」かもしれないわけです。
(実際人の噂は一人歩きするので怖いです)

そんなことを考えていたとき、
私が敬愛する横浜F・マリノス岡田武史監督
の言葉を思い出しました。

福井、俺はな、単なる人の噂は信用しないんだ。
人物の評価は最低3人に聞くことにしている。
3人が3人とも同じ評価をしたなら、
“ああ、あいつはそうなんだ”と思うようにしている」

と、以前、話をしていました。

やはりサッカー界に生きている人故の
説得力ある持論です。

サッカー選手の移籍市場は「ウソ」と「噂」の吹きだまりです。
選手の実像は、本当に、自ら足を運んで
選手に会うか、近い人に何人か会うかしないと分かりません。
そのくらい、「日本に適応でき」かつ「チームにフィットする」
選手を探すのは大変だということです。

ACミランの練習場で、
誰もが知っているだろう“あの人”が
走り寄ってきて
「オカダ! 久しぶり!
オカダ、●●●●はマリノスが獲得しなくて良かったよ。
あいつは性格に難があって……。
だからミランも手放したんだよ」

と言っていたのを憶えています。

やはり選手の情報収集というのは
自ら足を運んでするものですね。

代理人に任せっきりにしていると
どっかの大物大リーガーや
アントラーズのベベトのようになっちゃいますから。

現在の私は、来年立ち上げることが決まった某媒体と、
今、まさに編集の佳境に入っている「SWITCH」と、
来年始まる某連載の準備などがあって忙しかったりします。

街中を観ると、忘年会なのか何なのか、
いい感じに酔っぱらっている人がたくさんいます。

そんな人たちを見ると

「酔えていいなあ」

と思ってしまいます。

何が言いたいのかというと、
写真はネタ切れということです。

過去のモノ含めてどうぞ。


以前、岡田監督とACミランのクラブハウスに行ったことがあります。
そこで食べた、パスタ。すごく美味しかったです。
(来賓用みたいですよ、これ。岡田監督便乗です)


初めて観たミラノダービー(ミランvsインテル)。
鳥肌が立ちました。


NYC冬の風物詩、ロックフェラーのクリスマスツリーと
リンカーンセンターのクリスマスツリー。
NYCに居住していた2002年の暮れに撮りました。
NYCはクリスマスシーズンが一番好きです。


雑誌を整理していたら、
昔の「SWITCH」(1992年)が出てきました。
(後ろに重ねてあるのは20周年記念号)

表紙はロバート・フランク

実を言うと私が最初に買った写真集は
ロバート・フランクの「THE AMERICANS」
ウイリアム・クラインhttp://www.artphoto-site.com/b_99.html「New York」だったんです。

いまでも初めて写真集を見たときの衝撃は
忘れられません。

報道写真でもファッション写真でもない
「そこにある空気を感性と感受性で切りとる」という写真。

下手な文学よりも文学的で
下手な記録よりも余程リアルだったりする。

ロバートフランクには、凄くはまりましたね。
結構写真集を買ってしまいました。

そんな人が表紙になっているんだから
「SWITCH」速攻買い、ですよ。

いま、その雑誌と仕事をしているのだから
何だか不思議な気がします。

梅ヶ丘駅前の「美登利寿司」には
行列ができています。
やはりボーナス後、って感じですね。

さあ、今日もこれから仕事です……。



2005-12-17 19:29:00

ジンギスカンからイタメシ、そしてワタミ。

やはり、師走。

忙しさに拍車がかかってきました。
忙しいくせに、編集者根性がむくむくと起き上がってきて、
無茶な企画を押し通そうとしたりして、
それでまた、忙しくなっています。
(どつぼ)

昨日は、打ち合わせとアポイント取り、
少しばかりの原稿書きと読書をした後に、
南麻布にあるSWITCH編集部で打ち合わせをしました。

結果、現在編集作業に入っている
SWITCH special edition「現代の寵児」(仮)の
発売日が来年2005年2月14日ということに決定!
(パチ、パチ、パチ)

これが発売日決定の瞬間です。

右は販売促進を担当してくださる林下英治さん、左は新井敏記社長。

なぜ発売が2月14日なのかって?
それはバレンタインだからなどという俗世的な理由ではなく、
これから控える「超大物」の取材&撮影のスケジュールに
よるところ大です。

打ち合わせを終えたのは19:30。
当然、この稼業の常として
「晩飯食べようよ」
ということになります。

で、行った先は、いまや人気絶頂、
昔日のもつ鍋屋と化している
西麻布のジンギスカン屋さん。

いや〜。食べました。
フォトグラファーの千葉尚史君、
コヨーテの堀井隼弥君(なかなかのモテ男らしい)、
新井社長と私で行ったのですが、
肉、12〜15人前くらい食べたんじゃないでしょうか。

常に、ジンギスカン鉄鍋が肉とネギでてんこ盛りでした。

「あれっ? なんか肉が鍋に張り付いてきましたよ」(私)

「うんっ? 確かにそうっすね」(千葉君)

「ダメだよ、早く食べないからだよ」(新井さん)

そして、食べる、食べる、食べる……。

そして、肉を盛る、盛る、盛る……。

再び会話。

「あれっ? なんかもっと肉が鍋に張り付いてきましたよ」(私)

「うんっ? 確かにそうっすね」(千葉君)

「ダメだよ、早く食べないからだよ」(新井さん)

ここで店員さんが登場。

「あっ、こんなに隙間なく盛ったらいけませんよ。
空気が入らないので張り付いてしまうんです」

「…………」(新井さん)

しかし新井社長、食欲旺盛です。
すごいです。

やっぱりバリバリ仕事をしてクオリティの高い雑誌を
作り続けるには食べないと、ってところですね。

そして21:00過ぎ、新井さんチームとは別れて
(あの後どこに遊びにいったんですか? 新井さん)
サマンサタバサの東証マザーズ上場記念パーティに出席していた
ピーチジョン社長の野口美佳野口美佳さんと合流してハニカムの編集部へ。

何と、美佳さんがハニカムでブログ
はじめることになったんです。

テーマは下着(らしい)。

下着フェチもエロおやじも
美佳さんファンも要注目です。

打ち合わせ終了は22:10。

それじゃあお疲れ!

とならないのが、すでにビールを飲んだ私と
シャンパンを飲んできた美佳さん&秘書さんの3人組。

「これからピッコロでご飯食べようよ」(美佳さん)

「あっ……さっきジンギスカン食べたばっかり
なんだけど……でも……食べたいっす」(私)

「大丈夫、大丈夫、私も24:00過ぎには帰るから」(美佳さん)

これで、本日2度目の夕食となりました。

イタリア料理の名店、Piccolo Grande
そこで目にしたものは……。
とりあえず写真で斟酌してやって下さい。



美佳さん、美味いワインをぐびぐび。
背後には、セレブたちが……。


本日上場を果たしミリオネアーの仲間入りを果たした(だろう)、
あの社長と美佳さん。


作家見習いの野口卓也くん。
美佳さんと名字が同じ。
つまりは、そういうことです。

ちなみに毎日2冊読破しているという
卓也君の今年のNO1は「容疑者Xの献身」だそうです。
恥ずかしながら、私は読んでいません。


ジャイアンツの選手。
すいません、酔っぱらっていて名前を覚えてない……。
とにかく、この顔を見たら応援しましょう。


私。
頭の中がシンプルにできているんで、
どんなに忙しくても、食べているときは幸せだったりします。

とても楽しい晩餐でした。
私の中の印象NO1は「バリバリの歌」を
歌ってくれた酔っぱらい中年3人組。
(実は、某社の社長さんだったり世間的にとっても偉い人だったりする)

身体を前に15度傾け、微妙なリズムでもって
手拍子をとります。

ちなみに歌詞はこんな感じです。

「●●さん、バリ、バ〜リ、バリ、バ〜リ、バリ〜ィィ」

これを永遠に繰り返します。

意味分かんないっす。

で、お約束の27:00。

「大丈夫、24:00過ぎには帰るから……」
という台詞が遠い記憶になったころの、帰宅です。

その3時間後には起床して、
京急線の大鳥居駅へ。


じゃ〜ん。
ワタミの渡邉美樹社長。
渡邉社長とロイズ・インベストメント・パートナー
甲田英司社長の対談を収録したんです。


対談、対談……。


対談、対談、対談……。

お互いに苦労人であり、
いまや古くて新しい
「夢」「愛情」「情熱」という
キーワードを惜しみなく語る者同士ということで
とても盛り上がりました。

「そういえば甲田さん、凄く日焼けしてるね?」(渡邉社長)

「ええ、健康に見えた方がいいと思って……」(甲田社長)

「焼いてるの?」(渡邉社長)

「ええ、日焼けサロンで」(甲田社長)

「…………」(渡邉社長)

「でも、もうそろそろやめようと思っているんです」(甲田社長)

この冒頭のやり取りには、思わず
吹き出してしまいそうになりました。

あの多弁な甲田社長が、尊敬する経営者に会って
とても緊張しているのがアリアリだったんですよ。

いずれにしても、この模様も
来年2月14日発売のSWITCHに掲載しますので
乞うご期待!

それでは、また次回ということで。

2005-12-13 23:55:00

PROFILE

福井 盛太

福井 盛太

SPBS CEO/総合PD/ 編集責任者

CALENDAR

前月2005年12月翌月




123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

RECENT ENTRIES

SMRのことなど。
2010-07-22 21:30:00
インタビュー。
2010-07-13 19:02:00
FIFA WORLD CUP 2010
2010-07-12 17:47:00
訪英記。
2010-07-09 22:42:00
電子書籍の幻想。
2010-05-11 20:13:00

SEARCH KEYWORDS