福井 盛太のBlog

堀江さん&獅童さん。

少し時間が前後してしまいますが、
先週末、ちょっと面白い仕事をしました。

堀江貴文さん×中村獅童さんの対談を
都内の某スタジオで収録したんです。

えっ、何で堀江貴文さんと中村獅童さんかって?

いやいや、それは編集者の勘です。
というか、少し偉そうに言うと、
過去に岡田武史さん×安藤忠雄さん、
市川海老蔵さん×山本耀司さんなど「異色」対談を
企画してきた私の勘と言ってもいいでしょう。

ただ、勘といってもそれなりの理由はあります。
なぜこの2人なのかといいますと、

・堀江さんは映画「いま、会いにゆきます」が好きである。
(映画をはじめ、鑑賞ものは、全般的にお好きである)
・2人とも従来の「経営者像」「歌舞伎役者像」を壊し、
新たなる価値観を創造し続けている。

という意味で、きっと双方のメンタリティの根底には
共通点があって、会っていただければ
話が弾むのだろうと思ったのですね。

で、実際の対談はといいますと、予想以上に堀江さんが饒舌で……(笑)
正直、もうちょっと獅童さんの持論を聞きたかったというのもありますが、
(というか、お互い多忙の身ゆえ、対談の時間そのものが短かったんですよ)
なかなか興味深いものでしたよ。

最近の私は、大きな仕事があるときには、The Rakesを聞いて
テンションを上げながら仕事場に入ることが多いんです。
そのBGM=ROCKの“精神”に拮抗するくらいの「濃い対談」でした。

で、本日の堀江さん。

名古屋巻き、神戸巻きなどの巻き髪発祥の店、
「BLANCO」で髪をカットしたばかりです。


話題沸騰!? ホリエジーンズ

普段、堀江さんとはメールのやり取りをしていることもあって、
最近も何度かお会いしているような感覚があったわけですが、
よくよく調べてみると、5月、一緒に歌舞伎を観に行って、
その後食事をして以来なんですね。

実に半年ぶりの邂逅。
でも、堀江さんは、いつもの堀江さんでした。

とても茶目っ気があって、話し好き。
人の話にも積極的に興味を示す、
好奇心の固まりのような人です。

対談収録の待ち時間に
お互いに情報交換をしました。
(最近はまっている面白い店について、とか)

やはり堀江さんにとって、この間の
衆議院選挙への出馬は大きな財産になった
みたいです。
支持者達との間で醸成された一体感、地域住民との交流……
すべてはITというバーチャルな世界では味わえない、
かけがえのないモノだったようで。

「次回出馬するの?」

という私の問いには、

「ううん、それはないでしょうねぇ。
まあ、そのときにならないと分からないですけど」

とのことでした。

中村獅童さんには初めてお目にかかりました。

外見は「オシャレで格好良い今風の兄ちゃん」という感じです。
が、実際に話してみるとても思慮深く、頭の良い方でした。
世襲によってその立場が決まってくる「梨園」という
厳しい世界に身を置きながらも、
自分の手で役者人生を切り開き続けてきた者ゆえの
言葉の重さがあります。

私は仕事の関係で、
何人か歌舞伎役者を知っています。
だからこそ余計に感じるのですが、
ここまで真摯に自分の立ち位置を考え、
役者としての努力を惜しまない人は、
珍しいかもしれません。

「世襲」は重圧になる一方で、
「世襲」は諦念や甘えにもつながる。

歌舞伎座などで観劇していると気になることがあります。
芝居中、座敷に座っている端役の女形の方など、
寝ていることがあるのです。

気持ちのゆるみ以外の何ものでもないですよね。

このような世界に生きる獅童さんだからこそ、
常に高いモチベーションを維持し続けられる
のは凄いと思うのです。

ただ上手い役者はたくさんいますが、
獅童さんには単なる上手さでは説明できない
「強さ」がある。

これからも頑張って欲しいです。

ちなみにこの堀江さん×獅童さん対談も
来年発売の「SWITCH」特別号に掲載されます!


・・・・・・・・。
・・・・・・・・。


この間鈴木編集長から「福井さん、ブログは500W〜1000Wが
文章の適正量で、それ以上長いと読まなくなるんですよ」
という話を聞いたばかりなのに、また長くなってしまった。
(すいません)

その言に従えば、すでにここまで読んでいる人は超少数派だと
思いますが、続けて今日会った、私に刺激を与えてくれた
方達を一気に紹介します。


いえ〜い!

ギャルではありません(笑)。
主婦です。

ご存じ、ライブドア広報の乙部綾子さん。
齢を重ねれば重ねるほど若返っていくという
存在自体が自己矛盾な人です。

元気いっぱい、いつも現場を盛り上げてくれる。
いつもありがとうございます!

ちなみに彼女、こんど、明石家さんまさんと
SMAPの番組に出演するそうです。


ヘアメイクのAKINOさん。
今日も、いい仕事をありがとうございます!

ちなみにAKINOさんは、こちら
最高品質のアロマグッズを販売していらっしゃいます。
品質もセンスも申し分なさそう・・・。
ぜひ覗いてみて下さい。

そして、本日、ライターの柳橋君と並んで
最も働いた人。


フォトグラファーの望月 孝さん。

彼の、「常に創意工夫をしよう」という
職人気質は大好きです。
これからもよろしくお願いします。


そして、作家の佐山一郎さん。

超レアもの、イチロー選手のバブルヘッド人形を
持って、書斎でにっこり。
対談終了後、超高級住宅街にある仕事場をお邪魔したんです。

佐山さんの文章は大好きですね。
とても知性とユーモアに溢れています。
勝手に自分の文章の師匠だと思っています。

私のN.Y.在住時、佐山さんがN.Y.に取材に来られたことが
あったのですが、そのときJFK空港でお会いしたときの会話が
忘れられません。

「いやあ、佐山さん。今日のN.Y.の気温、
さっきテレビで見たら、キエフと同じくらいですよ。
めちゃ寒です」(私)

「むふふふ。。。。」(佐山)

「どうしたんすか?」(私)

「ディナモ・キエフ」(佐山)


刺激は与えてくれなかったけれど、
和ませてはくれました。

佐山亭のネコちゃんです。

本日も長々とお付き合い、ありがとうございました。
それでは、また!

2005-12-04 08:20:00

ガンバ大阪。

今日は酔っぱらいながら書いているので
文章が支離滅裂かもしれません。
(ちょっと私的なお祝いがありまして……
けっこうワインを飲んでしまいました)

その際は何卒ご容赦を。

で……今日のお題。

ガンバ大阪、優勝おめでとうございます!

本当に、おめでとうございます!

私はガンバファンというわけではないのですが、
何だか嬉しい。

というのも、「GQ JAPAN」で
宮本恒靖選手を取材させていただいてからというもの、
密かに宮本選手を応援していたからです。

本当に宮本選手はナイスガイです。
はにかみながら、じっくりと言葉を選んで
インタビューに応えてくれるところに
彼の誠実さを感じました。

原稿には記述しなかったんですが、
実は取材時、こんなやりとりがありました。

「そういえば、私は宮本選手が泣いたところを
見た記憶がないんです。今回のW杯の予選突破の時も、
2002年W杯で1次リーグ突破を決めたときも、
決勝トーナメントでトルコ戦に負けたときも、
確か、泣いていなかった」(私)

「……確かに、そうですね……泣いたことは
ないかもしれません」(宮本選手)

「それはなぜですか? あんまり感情を
表に出さないタイプ?」(私)

「というか、まだそういう場面に出くわしてない
んだと思うんですよ、きっと。
感情を爆発させてしまうような場面に」(宮本選手)

「その宮本さんがもしも、
感情を爆発させるとしたら、W杯で優勝したとき?」(私)

「(笑)。どうでしょうか。でも、ドイツW杯で
何かあるかもしれませんよね」(宮本選手)


今日、ガンバが逆転優勝を決めた瞬間、
宮本選手は周りの目をはばかることなく
泣いていました。

思いっきり泣いていた。

その姿を見て
ちょっともらい泣きしそうになりましたね。

だって、彼の涙を初めて見た瞬間に、
「キャプテン」という立場の難しさを
思ったからです。

人をまとめる立場に立った事のある人なら
ある程度理解できるとは思うのですが、
「キャプテン」は、常に自分の感情に「ウソ」を
つかなければならない。

敗戦が続いてチームが落ち込んでいるときは、
あえて明るく気丈に振る舞い、選手達を鼓舞しないといけない。

逆に連勝が続いてチームが浮ついているときには
あえて厳しく接してチームを引き締めないといけない。

それが、「キャプテン」の仕事です。

選手達と同じ感情でいてはいけないんです。

この己の感情にウソをつくという
存在の不如意に、きっと内心の葛藤があるはずです。

でも、今日、12月3日、その呪縛から
開放されたんですね、きっと。

とにかく感動しました。

おめでとうございます!

2005-12-04 01:14:00

PROFILE

福井 盛太

福井 盛太

SPBS CEO/総合PD/ 編集責任者

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