最近買い物ブログと化している
私のブログですが、
今回も、「今日の衝動買い@cow books」から。
BRUCE WEBERの「ALL -AMERICAN」です。
BRUCEの写真集は買っている方なんですが、
このシリーズだけは、まだ買ってなかったんですよ。
調度私がNYCに住んでいた頃、
「STRAND」に平積みになってたんですよね、これ。
で、
「70ドル? 高いな〜。やめとこ」
ってパスした記憶があります。
今頃欲しくなってゲットした次第。
もちろん、しっかりプレミア付いてました。
確か同じ時期にAVEDONの「Made in France」も出たばかりで、
WESTビレッジの本屋にふつーに売ってました。
あれも70ドルくらいだったかな?
で、貧乏編集者の私としては
「うわっ、欲しいな。でも高いな」
と思ってパスしたんですよ。
その翌週、やっぱり欲しくなってその本屋に
行ったところ値段が200ドルになっている。
さらにその翌週には400ドル……。
もはや愛しき君は霧の波止場へ状態でした。
ちなみに今では日本円にして10万円以上でしょうか。
部数が少なかったので半ば「幻化」してます。
教訓、
「迷ったら買え」
ということですね。
AVEDONは観賞用として購入することが多くて
BRUCEのは観賞用&勉強用って感じでしょうか。
私自身、あまり男性のヌードには興味がありません。
ただ、BRUCEの写真集はロゴ使いとか編集内容とか
レイアウトとか印刷のクオリティと用紙の選択が素晴らしい。
編集者として、毎回とても刺激を受けるし、
「こういう本(写真集)作りたい」
と真剣に思ってしまう。
いつか、サッカーをテーマにした本とか
作ってみたいなと思いますよね。
(清永さん、いつか一緒にどうですか?
渾身のサッカー写真集!)
そして、古書二冊です。

上が小林信彦の「東京繁昌記」(昭和59年刊)、
下が寺山修司の「書を捨てよ、町へ出よう」(昭和42年刊)。
「東京……」は以前から読んでみたいな、と
思っていたので、購入できて嬉しかったです。
ちなみに写真はアラーキー。
ご馳走様ですよ。
あと、何と言っても「書を捨てよ……」。
これ、初版本なんです。
(定価450円が、今では1万円以上に!)
凄い、あまりに凄すぎる。
イラスト&装丁デザインが横尾忠則。
何が凄いって、寺山のテキストに
デザインが負けていないんですよね。
デザインとテキストが、ときに殴り合ったり、
取っ組み合ったりしてるけれど
最後にはしっかり抱擁している。
やっぱり凄い。
以前、復刻モノは何度も買って読んでましたが
初版本のインパクトにはかなわないと思います。
これ、今年一番の買い物かもしれません。
ただ、敷衍しますが、寺山のテキストだから
マッチしてるんです。
通常、これだけ個性的なデザインだと、
デザインだけが突出してテキストは
埋没してしまう。
実際「ビジュアル本」「ファッション……」などと呼称される
本や雑誌の類は「デザインはいいけど……」って
場合もけっこう多いんです。
この「書を捨てよ……」は
レベルの高いテキストとデザインがドッキングすると
かくも媒体はパワーを持つのかという
典型的な例なのかもしれません。
やっぱり紙媒体にしか表現できない世界はあるんですね。
「商品」としての本、まだまだ価値はあります。
2006-04-25 20:21:00
