いま、あれやこれやとやることがあって、
てんてこまいです。
どちらかというと、こいつの編集がメイン。
でも、しっかりW杯は観戦中。
今大会のイタリア代表チーム、
恐ろしく完成度が高いですね。
90年代前半の、全盛期のJUVENTUSみたい。
とにかく欠点がない。
昨日のフランスの調子を見る限り、
決勝戦は、結構普通にイタリアが勝つんじゃないでしょうか。
普通に、というのは特に大きな見せ場もなく
たんたんと時間が進んで、
終わってみれば2-0、みたいな。
大会直前から
「イタリア優勝」
と言い続けてきた手前、
ジダンは大好きだけど、
決勝戦はイタリアを応援することにします。
あと、最近話題のヒデの引退について。
私は正直言うと、今回の彼の辞め方は残念でした。
残念というのは、最後まで、ファンは大事にしたけれど
日の丸をつけた戦友との関係は、
修復しなかったんだろうな、という点で。
もしも私が彼のチームメイトなら、
ファンよりも先に、「引退」を知らせて
欲しかったと思うんです。
好きだとか、嫌いだとかは関係ない。
それは、国を背負って戦った仲間としての
礼儀なのかな、と。
ブラジル戦の直後にでも、チームメイトには
話していてほしかった。
直接話すのが「自分の美学」に反するのなら
手紙とか、メールでもいい。
やっぱりそれくらい、日本の頂点で
戦うということは貴重なことだし、
あそこに入りたいと思っても
入れない人は全国に何万、何十万人と
いるわけだし、
ヒデが選ばれたことで
レギュラーを失った選手もいるわけだし。
そう、もろもろ考えると、
好きとか、嫌いとか、話しやすいとか
話しにくいとかにかかわらず、
あそこで濃密な時間をすごした
人間たちは、特別なんじゃないかな、と。
きっと、突然ホームページや
それを引用した報道で「引退宣言」を知った
チームメイトの胸中には
彼に対する凄く申し訳ない気持ちと、
凄いやるせなさと
ヒデに対する憤りが混在したと思う。
「おいおい、なんで最後くらい、言ってくれないんだよ」
って。
もちろん、言っていた可能性はあります。
ただ、宮本選手や、他のチームメイトの
発言を、新聞紙上で読む限り、
言ってないような
気がするんです。
サッカー選手がファンを大事にするのは
当然のことです。
というか、誤解を恐れずに言うなら、
「ファンだけ大事にする」のは凄く都合がいいこと。
だって、人間、自分に好意を抱いてくれる人は
好きですよ。
(ストーカーでもない限り)
自分に好意を抱いてくれる人とだけ
付き合って生きていく方が、らくちんです。
けっこう自己愛の強い人ほど、
「自分に好意を持ってくれる人」と
そうでない人との区別、差別は大きい。
もちろん、私生活で、自分に好意を抱かない人と
付き合う必要はありません。
でも、日本代表という場所では。。。。。
もしもジダンがヒデと同じ立場だったら、
同じ行動を選択しただろうか。
もしもベッカムだったら。
もしもトッティだったら。
ロナウドなら。。。。。
結構会社の中でも、
優秀な社員ほど、外部の人と仲が良かったり
取引先から信頼されていたりするんですよね。
でも、社内の人とは微妙な関係であることが多い。
「この人たち、俺のこと分かってくれないんだよー」
みたいな。
優秀故に、社内では浮いちゃう。
で、そういう人ほど突然会社を辞めちゃうんですが、
さすがに、辞める前に同僚に一言ぐらいは言いますよ。
ただ、今回のヒデのケースは、
「ちょっと有給休暇取ります」
って言って、会社に来なくなったと思ったら
突然、社内に
「辞令: 依願退職 中田英寿」
って張り出された感じ、でしょうか。
で、周りは
「?????」
みたいな。
まだまだ書きたいことがたくさんあるのですが、
ここではスペースがないので、
残りは雑誌か何かで書くようにします。
とにかく今回の一件で、日本代表が
「チームとしての力」を発揮できなかった
もう一つの理由がわかった気がしました。
ジダンを中心にまとまって、
本当に心の底から楽しそうにサッカーをしている
フランスの選手を見るにつけ、余計にそう思います。
あっ、誤解のないように言っておきますが
私は、ヒデ、大好きですから。
プレーヤーとして、彼を尊敬してます。
だからこそ、彼の「現役最後のコミュニケーション」が
少し残念だった、ということです。
まあ、私にこんなこと書かれなくても、
本人がその「不器用さ」を一番分かって
いるとは思うんですけどね。
2006-07-07 01:50:00
