突然ですが、
皆さんは自分の名前の由来を知ってますか?
親の期待を託された名前。
何となく感覚で付けられた名前。
画数で付られた名前。
著名人の真似をされた名前……。
もろもろのパターンがあると思います。
私の名前の場合は、著名人の真似、でした。
いわば、パクリ。
その人の名は、ずばり福井盛太。
元検事総長にして、初代プロ野球コミッショナー。
実を言うと福井家は弁護士家系でありまして、
祖父が弁護士で、父の弟(叔父さん)も弁護士、
もう一人、親戚に弁護士がいたかな……、
まあ、とにもかくにも地元では「福井法律事務所」を開いていたんです。
で、父親だけが落ちこぼれで、
しょうもない仕事をしてたんですよ。
(職業が何なのかはここでは言いません)
強烈な落ちこぼれだけに、コンプレックスも強烈で、
そのコンプレックスを解消させるための手段として
私が存在したんですね。
子供の頃、よく裁判所に連れて行かれて
裁判を傍聴させられました。
まあ、今にして思えば、親は自分を弁護士か検事に
したかったんでしょう。
でもね……
それはバッドチョイスだったみたい。
やはり子供の感受性は馬鹿にできないんです。
裁判所という場所は、ハッピーな場所じゃないな、
というのを直感するんですよ。
それぞれが、それぞれの立場で、相手のプライバシーを
白日の下にさらしたり、人をののしったり、
悲しみのあまり涙を流したり……。
「こんな仕事いやだなあ」と、少年・福井盛太の
深層心理に刻まれたんだと思います。
当時の私はラジオっ子で、深夜放送などを
毎日聴いていました。
オールナイトニッポンとかヤングタウンとか。
で、耳を澄ましてラジオを聴いていると、
時折、スタッフの笑い声が聞こえてくるんです。
「わー、何か楽しそう」
自分たちが楽しめて、そして、人様も楽しませることができる。
こんなことが「仕事」だなんて羨ましすぎると、
いつしか思うようになったんですね。
今の仕事の原点は、この頃にあるのかな、と思う。
(今はこんな人になっちゃったから(笑))
肝心な名前の件なんですけど、
例の福井盛太さんが、あるとき「福井法律事務所」に
いらっしゃったんですって。
で、机に名刺を置いていった。
それを、うちの親父が見たんですよ。
「おおっ、格好いい名前だ。
この名前を付ければ
息子も検事総長になれるかな」
なんて本当に思ったかどうか知らないけれど、
おおよそこんな理由で名前をパクッたんでしょう。
親の期待に応えられなかったということでは
申し訳ないなと思うけど、
早い時期から自分の仕事の方向性を見つけられたのは
親の教育のお陰。そういう意味では、とても感謝しています。
それに加え、いま、自分がプロ野球に関わる仕事を
させていただいているのも、何かの「奇縁」を感じざるを得ません。
すいません、今日は超プライベートな
話でしたm(__)m。
最後に仕事の備忘録。
まいど恒例、野口美佳社長の取材。
今回のスタッフは、私以外全部女子(^0^;)。
ちょっと緊張しました……。
それにしても美佳さんの取材はいつも面白いです。
よく彼女のことを「父性に満ちた女性」とか
「男前な女性」というニュアンスで表現することがありますが、
私はそんなシンプルな言葉で
表現できる人ではないと思います。
少なくとも最近「凄い努力をしている人なんだな」と思うようになりました。
あの人柄が、「努力」という言葉を忌避させてしまう
部分はあると思うのですが、内面、凄く頑張っている方なんだなと思う。
だから魅力的なのかな……。
まあ、私の勝手な思いこみかもしれませんが。
(間違ってたらすいません、社長!)
2006-08-31 10:30:00



