福井 盛太のBlog

言葉の力。

どこかの新聞社の宣伝文句ではありませんが、

私は割と、言葉の力を信じています。


幸運にも様々な方にお目にかかって、
数々のご託宣というか
言霊の類に触れることができましたが、
中でも強く印象に残った
河●隼●先生の言葉があります。


それは、


「地球が受け止めてくれる」


という言葉。


先生はご存じの通り臨床心理学者ですから、
若かりし頃、日々精神病の患者さんの治療に取り組んでいました。

でも、どんなに誠心誠意相手と向き合ったところで、
重度の鬱病の患者さんなどの中には
自殺をしてしまう方もいたそうなのですね。

そうすると当然、先生は自分を責めます。

「どうして救ってやれなかったんだ」

と。

それで、いっそう遮二無二仕事に励むわけですが、
それでも自殺者は出る。


そうすると、余計に落ち込んでしまう……。


そんな、負のスパイラルに陥りそうになったときに
ふと気づいたのが、
自分はあくまでも自然界に生かされている身であって、
自分で人の運命まで受け止められると考えること自体、
実はおこがましいこと。

自分なりに最善を尽くしたならば、
どんなに悲しいことも、嬉しいことも
どんな運命であっても、「最後は地球が受け止めてくれる」。

たとえて言うなら、自分は巨大な惑星「地球」上に立つ、
人々の感情を受け止める小さな小さな避雷針にすぎないのだ、と。


そう考えたら、すっと、肩の荷が下りて、
楽になったそうです。

そして、不思議なモノで、精神的に楽になるや、
患者さんたちとの関係も良好になったのだそう。

先生のこの言葉は、
厭世者の「逃避」でも隠遁者の「諦念」故のものでもなく
一人の人間として、悩みに悩んで、
一種悟りに近い境地に立ったからこそのもので、
とても感銘したのを覚えています。


今回はちょっと真面目バージョンでした。

まあ、たまにはこういう話も、ねm(__)m。


PS……District united arrowsの吉原さん、昨日はもろもろありがとうございました!
   本当に助かりました!
   例のブツ、楽しみにしてまーす(笑)。

06080901

自宅裏で見た空(昨晩)。
台風故か、なんだか不思議な色だったので。

06080902

NYのアパートでみた空(2002年)。
あまりに綺麗だったので。

忙しいと鈍麻してしまうんですが、
身近なところにも「美」はたくさんあるんですね。

こういう感受性は、大事にしていたいです。

2006-08-09 12:50:00

PROFILE

福井 盛太

福井 盛太

SPBS CEO/総合PD/ 編集責任者

CALENDAR

前月2006年08月翌月


12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

SEARCH KEYWORDS