午前中、事務所で数点のゲラ整理と電話連絡、
それにメールチェックなどをこなす。
気がつけば、あっという間に午後2時過ぎ。
急いでタクシーを拾い、日本サッカー協会へ。
川淵キャプテンの取材をしました。
堀江さんと並んで、いま、もっとも逆風を受けている人間の一人でしょう。
日本代表のW杯予選敗退の責任を、一身に背負わされている感があります。
もちろんサッカー日本代表関連事業は
「日本サッカー協会」の様々ある事業のうちでももっとも大きな「事業」ですから、
存在自体もっともシンボリックで、
その勝敗がサッカーファンのナショナリズムを煽るのは
致し方ないことだと思いますし、
協会の長が批判の矢面に立ってしまうのもしようがないでしょう。
ただその一方で、「キャプテンの仕事」が
日本代表周りのことだけに限定されているわけでないのも事実で、
それが理解されていないから、
キャプテン評=代表の成績と限定されてしまうのも事実。
それはそれでちょっと可愛そうかな、と思います。
ちなみにみなさんは、
川淵キャプテンの「仕事」を具体的に
言えますか?
私が知っただけでも
・協会理念の制定と理念の組織への浸透
・協会の人事改革、給与改革の断行
(高級待遇に胡座をかく職員からは、かなり反発があったらしい)
・地方協会の自立化(法人化)の促進
・キャプテンズミッションの制定と実行
・200億円を超える事業収入の戦略的投資の実行
(サッカー場の敷設とサッカー人口の増加に寄与)
などがあり、細かいことを入れると
ここでは書ききれないくらい数多くあります。
つまり、これら草の根の仕事とサッカー日本代表のこと
すべてを包含して、彼の「仕事」の評価をしないといけないと思うんですね。
実際、彼でなければできなかったことは多々あります。
そのようなことに対する敬意は持ちたいかな、と。
まあ、人間は逆境の時にこそ
その「胆力」と言いますか、
本来持っている力が露わになります。
逆境の時にこそ、その人間の本当の
魅力が分かる。
順風の時には周りに茶坊主や小役人、
そしてマスコミが群がってきてチヤホヤしてくれますし、
だいたい勢いで、なんでも上手くいってしまったりするんですよ。
(私が世の中で一番嫌いなのは、八方美人と茶坊主と小役人と日和見マスコミ)
でも、そんなのは「勢い」であって「力」じゃない。
だから私は、川淵キャプテンの最後の任期を
見続けていきたいと思います。
2006-09-08 23:59:00









