毎度お馴染み、岡田武史さんの箴言。
心動かされます。
【以下、07年1月25日発売「SMR vol.4」掲載「監督の哲学」より】---------------------
現在の日本では、家庭やレストランなどから
1日あたり3000万人分もの食料が捨てられているそうだ。
一方アフリカでは、1日に5万人の子供が飢え死にしている。
ところが皮肉なことに、アフリカの飢餓地帯では、自殺する人などいない。
豊かなはずの日本では、年間3万人以上の人が自殺している。
このことは、何を意味しているのだろう。
人間は、氷河期や飢餓を乗り越えて生存してきたことを遺伝子の奥深くに記憶している。
しかしながら、豊かさへの対処法は遺伝子にはまだなく、
今初めてその「困難」を経験しているのである。
「真の豊かさとは何なのか」と、思わずにはいられない。
-------------------------------------------------------------------------------------【以上】
「生」を渇望する者が、
望まざるかたちで死を迎え、
満たされすぎた者は、
自ら望んで「命を絶つ」ことの不条理。
何と言っていいのか分からないけれど
我々は先進国にばかり目を向けるのではなく
発展途上国の現実を知った方が良いのかもしれない。
そうすれば、いかに今悩んでいることが贅沢で、
やわで、ちっぽけなことなのだろうかと
認識を新たにするかもしれないから。
(もちろん、悩みは人それぞれだろうけど……)
2006-12-21 00:30:00
