福井 盛太のBlog

青山ブックセンター。

SPBSを設立する前、私は足繁く青山ブックセンター(ABC)に通っていた。



だからなのか、SPBSが作るものは、
ABCのお客さんのニーズとマッチングするようだ。


現在第四位!
(東野圭吾より上なのが嬉しい)



この調子で売れ続けて欲しいものです。
(ABCさん、これからも引き続きよろしくです)



そういえば、昨日、「篤姫」がクランクアップしたみたいですね。


本当、大河ドラマにこれほどはまったのは久しぶりです。


私がこのドラマにはまったのは、
宮﨑あおいさんをはじめとする俳優陣たちの演技や
脚本の魅力によるところが大きいのですが、
新しい事業をはじめた年に放映されたドラマである、
ということも大きかったと思います。


孤独であろう「大奥」という舞台で、強く、前向きに、
ときに明るく前進していく天璋院篤姫の行動には、
いつも勇気づけられていました。


年とって感傷的になったのかなぁ。。。。。


今のところ、一話たりとも見逃していません。


おそらく皆勤賞は間違いないでしょう。


PS……いま思えばSPBSのオープニングも、
岡田JAPANの初陣と同日だったんですよね。
運命というか因縁というか……。

2008-09-28 14:40:00

映画的、非映画的。

昨日、シブヤ大学の集中講座に参加したあと、
気になっていた映画『おくりびと』を観に行った。



見終わった後、非常に混乱した。


なんども涙したし、ヘタな外国映画よりよくできていたとは思う。


だけれども、この作品を全肯定できない自分もいたのです。


ひとことで言うと

「テレビっぽい」

ということ。


客ウケするための綿密な計算が随所に施されていて、
その計算が、よく見えてしまった。


「シコふん」や「しゃべれどもしゃべれども」のような
映画的文法を駆使した作品だろうと期待していただけに、
ちょっと残念でした。



映画の製作所システムが崩壊した現在は、
テレビスタッフが映画をつくる時代でもあります。


そう考えると、テレビ的だ、映画的だと分けること自体が、
そもそも意味がないのかな。


いや、違う。


「映画」はまだ死んでいないと思いたい……です。

2008-09-21 16:58:00

スクーリング・パッド。

昨晩、スクーリング・パッド/デザインコミュニケーション学部の
「ブックコンシェルジュコース」にお招きいただいた。


一応、ゲストスピーカーとして。


そこでお話ししたのは

・SPBS設立の経緯
福井のキャリアパス
・SPBSビジネス
・出版社の未来

だいたい、こんなところです。


とにかく偉そうなことは言えないのだけど、
(まだヨチヨチ歩きの会社ですし)
良質な本を出し続けるためにはそれだけの努力は必要であるということと、
会社を運営していくための明確なヴィジョンも必要だ、
ということくらいは伝えられたかな、と思います。


参加者の皆さんの熱意には、心打たれました。
(SPBSラボでお見かけする方も、ちらほら)


こんな私で良ければいくらでも話をしますので、
SPBSにお越しの際は、気軽に声をかけて下さい。


せっかくですから、
スクーリング・パッドで話した
「出版社の未来」について一部開陳しましょう。



私個人としては、今後生き残るのは


1.従業員10人以下で「プロデューサー型編集者」
(自分のやりたいことを実現するため、
スポンサーさんや志ある支援者を引っ張ってこられるような編集者)
が複数人存在するミニマム出版社。


もしくは


2.出版事業で利益を出さなくてもやっていける、大資本の会社。


のどちらかになるだろうな、と考えています。


逆に言うと版権ビジネスに着手しておらず、
不動産などの資産もない中堅出版社が出版事業のみでやり繰りしていくのは、
大変厳しい時代になるということ。



これは「理屈上」の話ではなく、
実際に出版社を経営してみての実感です。



SPBSは人件費が安い(社員のみなさん、すいません)し、
雑誌や単行本の制作費は大手出版社のそれと比べると、半分〜三分の一です。


だから、何とか運営していけているという面があります。


そういう自分からすると、
編集費、人件費、すべてが割高な出版社(SPBSに比して)は大変なのだろうなぁ、
ということを想像してしまうのです。


これから紙の仕入れ値もぐっと上がります。


出版という一業界に限定された話などではなく、
メディア全体の再編もそう遠くない将来起こりうるのかな、という気がしています。




2008-09-18 14:56:00

PROFILE

福井 盛太

福井 盛太

SPBS CEO/総合PD/ 編集責任者

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