最近、登壇するケースが多い。
先日は、「宣伝会議」で。
そして昨日は、弊社の「SPBSワークショップ2009」で。
教える機会に恵まれるたび、
編集という職業、編集という職能について考えさせられる。
私は、編集は「特別技能」でも「資格職」でもなんでもなく、
やろうと思えば誰でもできる仕事(というか、作業)だと
思っている。
つまり誰だって、本はつくれる。
たとえるなら、料理と同じだ。
料理をできない人はいない。
(料理をできないのではなくて、
面倒くさいからしないという人は多いと思う)
ただし、誰でも編集できるけれど、
出来上がった「本」に関しては、
学生の同人誌のようなものから、
贅を尽くしたアートブックのようなものまで、
多種多様なのである。
料理も、卵かけご飯から、
ミシュランの五ツ星レストランのコース料理まで、
ピンキリである。
結局何が違うのかというと、
制作(調理)時の拘りだったり、
出来上がった「本」にお客様に満足いただけるだけの
商品価値があるのかないのか、
ということだけだ。
ということで、編集者としてのプラライドは必要だけど、
誰でもできることでご飯を食べさせてもらっているという
健全な後ろめたさも私たちには必要なのかな、とも思う。
だれでもできるんです。
「編集」は。
だから、面白いんですよ。
【本日のおまけ】
闇の中の小太郎。
2009-10-26 17:59:00
