SHIBUYA BOOKSELLERSのBlog

編集ワークショップ2009 第3回! 

第3回目はTRANSITを手がけるお二人が講師として登場です。

編集長である加藤直徳さんと、アートディレクターの尾原史和さんをお迎えしました。


テーマは「企画とレイアウト」。

TRANSITの前身となる、NEWTRAL立ち上がり時のお話を通じて、編集者とデザイナーが雑誌を0から作るときの流れを知ることができました。


ワークショップ後半では、だんだん打ち解けてきた仲間とともに編集会議。加藤さんや尾原さんのアドバイスもいただきながら、徐々に見えつつある企画の構想を練り上げていきます。


加藤さん&尾原さんと受講生のやりとり。
ますますでてくる企画が楽しみになってきます!

次回は写真家の木寺紀雄さんと平野太呂さんをお迎えし、紙面における写真の存在についてお聞きします。

取材や文章をかくといった実作業に入る前の最後の回。様々なフィードで活躍されているお二人の口からどんなおはなしが飛び出すのでしょうか。

ではまた次回に。

2009-11-13 11:48:00

驚きの動物行動学。



『建築する動物たち』
ビーバーの水上邸宅からシロアリの超高層ビルまで
マイク・ハンセル 著 長野 敬 訳 赤松 眞紀 訳 



著者はグラスゴー大学名誉教授マイク・ハンセル氏。動物の建築においては右に出るものはいないといわれています。

私はこの本のタイトルを見たとき、「こんなに小さい生きものでもこんなすごいものが作れちゃうんです!」というどこかの雑学テレビであるような題材だとすぐに思いました。しかし、本のたたずまいというのは恐ろしい。雑学ものとも括れる題材が、ポップな雰囲気などどこにもない、とても静謐な雰囲気を保っている…これはガチな本だ。思わず手にとってしまいました。

古代から膨大な種が自らの住処をつくり、そこで暮らしできました。私たちももちろん「動物」。ただ、著者が言うよう、動物建築界のなかではまだまだ新参者に過ぎません。クモは小さい体で精密な糸を紡ぎ、あの美しいクモの巣を構築します。さらにとても小さいシロアリが、自分の体からしたら気が遠くなるくらい高い塚をつくります。一体全体かれらの頭の中はどうなっているのでしょう。

クモやアリは、環境の変化とともに形を変えながら自分たちの建築を作っていきますが、彼らに「意思」とか「好み」はないと見られています。あらかじめDNAに組み込まれたやり方でで建築をつくっていき、あんなにもすごい住処になるみたいです。それから、ミミズが家を作るときに起こってしまう土の移動は、長いスパンで見れば地形の変化をもたらします。小さいころ見つけると無意識に遠ざけたミミズ氏が世界を動かしていたなんて。すごい。

私たちは、意思や好みによって家を作っています。しかし、意思ありきの私たちも、環境の変化とともに自分が住む建築を作り変えていくという点では同じです。家族が増えたり、地価が上がったり、さまざまな環境変化に対応します。「環境」の捉え方が、クモやアリとは違うけれども。さらに人間は、区画整理とうたい、数日間で地形の変化をいとも簡単にもたらします。これは環境破壊とも見えますが、種としてのヒトの営みなのかもな、とも私は考えてしまいました。(環境保護団体の方に怒られませんように。)


動物の建築活動に関する細かい分析に引き込まれていく本稿。一つ一つの事例を人間と照らし合わせて読むと、また新たな視点が見えてきて面白いように思います。地球上で一緒に生きている仲間のことを、これだけ詳細に研究するのも、人間だけ。ほほえましい才能です。

ぜひお楽しみください。


ちなみに11月9日まで、読書週間らしいです。
知ってました?


スタッフ 鈴木

2009-11-07 15:55:00

SPBS編集ワークショップ2009 第2回

BLOGの更新が遅くなりましたが。。

元気が取り柄のSPBSスタッフ鈴木&KAZです!


第2回目は初の講師をお迎えしました。元リラックス編集長の岡本仁さんです。


テーマは、「企画の立て方」。
リラックス時代の企画を題材に、ZINEとMAGAZINEの捉え方の違い、ものづくりにおける制約について、さらには岡本さんの現在進行しているプロジェクトにまで話が及びました。

受講生から岡本さんへ質問の嵐がとまりません。

岡本さんパワーすごいっ!
photo2


photo1


ワークショップ後半では、早速班ごとに企画会議です。
photo3
皆さん、岡本さんの話を聞いた直後というのもあり、議論は白熱。



次回は、TRANSITの加藤さんと、SOUPDESIGNの尾原さんをお迎えし、企画の更なる掘り下げを目指します。


受講生の中でも大人気のTRANSITチームなだけに、今週も熱い回になりそうです!!

2009-11-06 00:37:00

PROFILE

BOOKSELLERS

SHIBUYA BOOKSELLERS

2008年1月オープン。
書棚には、文学・ノンフィクション・エッセイ・詩集などから、写真集・アートブックまで、一点一点セレクトされた本が、新刊・古書問わず並んでいる。入って右奥の書斎コーナーでは、定期的に独自の切り口でブックフェアを開催。その他、SHIBUYA PUBLISHING刊行のオリジナル出版物は常時全タイトル揃い、店頭にて購入することができる。また月に3~4回、SPBSラボと呼ばれるトークショーを行っている。

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