SHIBUYA BOOKSELLERSのBlog

SPBS店長三田の誕生日なので。

本日は店長の誕生日です!
28歳、おめでとうございます。



今日は店長が最初にすごいと思ったという本をご紹介します。



それは、かの有名な『リング』です。



鈴木光司さんによる原作が映画の何倍も怖くて怖くて、本の凄さを感じたそうです。(中学生時代の読書体験)



現在の装丁はこれ。

(怖いですね)


映画時代はこれ?


(いやあ、怖いですね)



『リング』、続編『らせん』、完結編『ループ』、関連エピソードによる短編集『バースデイ』すべてで800万部を超える大ベストセラー。


これは映画の力に負うところが大きいのだと思います。


ただ、原作のリングは間違いなくもっと怖いです。
活字だけができる詳細な描写が、私たちを恐怖の渦に巻き込みます。。



そしてよい機会なので、最近店長から紹介してもらった本もご紹介します。




渡辺哲夫さんの『知覚の呪縛』です。

「自分の目の前に見える世界以外のものを『世界』と捉えられない」分裂病者Sさんのことを、精神科医が丁寧に丁寧に探った学術的考察です。


これはすごいです。
そこらのホラーより、怖いです。


私たちが普段当たり前のように「ニンゲン」をやっていることが不思議に思えてきます。


見えないものと見えるものが同一世界にあるということを、誰に教わったわけでもないのに当たり前のように生きていることの不思議さ。



店長曰く、これは村上春樹と深いかかわりがある本だそうです。思い返せば、春樹作品の二重性に通じるヒントがところどころに・・・・。



長々とこの関係性について語ろうとしましたが、(そういえば)店長の誕生日ということを忘れそうなのでこのあたりでやめておきます。暗くなってしまいました。


最近あついですし、身体の芯が冷える上記2つの読み物をぜひいかがでしょうか。(無理やりまとめました。すみません。)







店長誕生日おめでとうございました。(←)




1、『リング』鈴木 光司
角川書店 580円

2、『知覚の呪縛』
渡辺 哲夫
筑摩書房 1050円



書店スタッフ 鈴木

2010-07-08 20:55:00

PROFILE

BOOKSELLERS

SHIBUYA BOOKSELLERS

2008年1月オープン。
書棚には、文学・ノンフィクション・エッセイ・詩集などから、写真集・アートブックまで、一点一点セレクトされた本が、新刊・古書問わず並んでいる。入って右奥の書斎コーナーでは、定期的に独自の切り口でブックフェアを開催。その他、SHIBUYA PUBLISHING刊行のオリジナル出版物は常時全タイトル揃い、店頭にて購入することができる。また月に3~4回、SPBSラボと呼ばれるトークショーを行っている。

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