「FREAKOUT」が入荷しました。
出版社はかつて京都に存在していた、美術系の出版社、
光琳社出版です。
今回入ってきたのは1994年発行の、FREAKOUT vol.3。
注目なのは写真家、小林響さんのインタビューです。
少数民族を「モード」とできるる海外の状況と、日本のそれに対する未成熟な状況。その比較が語られています。
ファッション写真とは何なのか。
それを久しぶりに考えさせてくださる文章でした。
服が人なのです、といったのは山本耀司。
ヴェンダース監督の「都市とモードのビデオノート」で衝撃を受けた覚えがあります。
服≒ファッションであるとして、
ファッションを撮ることは、人を撮ること。
小林さんの写真もそうですし、インタビューに出てくるリチャードアヴェドン、アーヴィングペンなどのファッション写真家もそうですが、彼らは「服」を撮っているのではありませんね。
人が織りなす空気=ファッションをとらえているからこそ、いくら年月が過ぎても廃れることなく、美しい人間たちの輝きが感じられる、普遍的な写真なのだと思います。
「人物をいかに撮れるかということが、ファッション写真家にしても一番大切なことなんです。僕からすれば、首長族もベドウィンもトルカナ族もスーパーモデルなんです。スーパーモデル以上にスーパーモデルなんだ、はっきり言って。ナジャやケイトモスなんかに優るとも劣らない個性を持ったスーパーモデルなんです。」小林響
でも、ファッションってすぐに移り変わるからファッションだとしたら、普遍的な写真を依頼する企業は稀なのか、、、とかんがえるとなんだかよくわからなくなってしまいます。
とりあえず言えるのは、その写真たちは鳥肌ものだということです。かっこよすぎます。
今回入荷したFREAKOUT vol.3にはなんと、インタビューとは関係あってかなくてか、アーヴィングペン、ピーターリンドバーグ、サラムーンなど、そうそうたるファッション写真家の作品も掲載されています。

かっこよすぎます。(二度目)
書いていたら、アーヴィングペンの『DAHOMEY』についても書きたいし、「Pen」のヌード特集についても書きたいし、今はなき気鋭の出版社、光琳社出版についてもかきたいなあとか思いましたが、、、これらはまたどこかで。
それでは。
1、FREAKOUT vol.3(古書)
光琳社出版 1500円+税
2010-07-15 22:03:00
