SHIBUYA BOOKSELLERSのBlog

秋到来か!

暑さ寒さも彼岸まで。

とはよく言ったもので、明日23日は「秋分の日」
秋分の日をはさんで前後3日合計7日間を「彼岸」というようです。

異常に暑かった本日。なにやら明日以降は秋らしい気候になっていってくれるようで有り難い限りです。

まさしく、「暑さ寒さも彼岸まで」

このまま秋が来てくれることを期待しております。

秋といえば、「読書の秋」。

SPBSでは、「SPBSブックサロン」と題して、「読書愛好会」のようなものを募集しております。

参加特典と致しまして、
1.「SPBSブックサロン」会員のみなさまとSPBSスタッフの情報交換会のご案内
2.「SPBSブックサロン」会員のみなさま限定/優先のおすすめ本販売会のご案内
3.「SPBSブックサロン」会員のみなさま向けメールニュースをお届け

などなどをご用意しております。

一緒に本について語りませんか?そして今まで自分が知らなかった読書の世界に足を踏み入れてみませんか?

■ 参加資格 ■ 本を読むことが好きな人ならどなたでも。
■ 参加費 ■ ご登録は無料です。
■ 応募方法 ■
 タイトルを「SPBSブックサロン参加希望」として「1.お名前 2.メールアド
 レス 3.電話番号 4.ブックサロンに求めること」をご記入の上、
 contact@shibuyabooks.net にお送り下さい。
■締切■ 特になし。随時ご入会いただけます。

宣伝になってしまいましたが、ご参加お待ちしております!

■ 本日の注目本

今日は2冊です。




『CUT』最新号です。

何と言っても、スピルバーグ×キャメロン×ゼメキスという御三家がハリウッド映画の現在について語っております。
表紙を見たときは、対談形式にしていながらもバラバラのインタビューと過去のインタビューのまとめで構成されていると思っていました。ところが、中身はガチンコで対談でした。

個人的には、「クリストファー・ノーランの革新」に惹かれて購入したのですが、、。(『MEMENTO』でヤラレてしまって以来ファンなのです)

内容は、買って読まれることをオススメします。

2冊目


『アフロディズニー2』です。

菊地×大谷本(ボン)というだけで私は買いなのですが、写真にもあるように、対談相手の名前だけでとりあえず読んでおいて損は無いかと思います。

そして折角の「読書の秋」脚注で紹介されている書籍をメタ的に読んでいくなんていうことに挑戦されてもいいのではないでしょうか。

2冊ともSPBSで発売中です。


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official Twitterも更新しております。

http://twitter.com/SPBS_Tokyo

是非ご覧下さいね。

明日も宜しくお願い致します。

担当:中西

2010-09-23 00:28:00

食べたくなる本。

スタッフ鈴木です。
今日は男スタッフによるおすすめ料理本紹介です。



選ぶ二人です。
今日は偶然にも服装がかぶっています。


まずは、店長三田のセレクト。
『はじめてのスープ―こどもといっしょに食べる』
野口 真紀


子供が好きな店長はやっぱりこういうものを選ぶんですね。


なかでもおすすめページはこちら。


選定理由:写真がかわいい。そして「すいとん」という響きがかわいいから。



次に、スタッフ岩岡のセレクト。
『サンドイッチノート―160 recipes of spcial sandwiches』



料理を作らない岩岡君が憧れるのはこういう本なのですね。


おすすめページはこちら。

選定理由:アボカドが美味しそうだから。



SPBS料理コーナーでも、注目の2冊です。
パラパラするだけでおなかがすいてきます。
ぜひ店頭でご覧下さい。


鈴木

2010-09-21 23:10:00

■連載 vol.7■ 『中間報告』 若木信吾×SPBS写真ワークショップ2010展

映像について  若木信吾


 今回の三つの場所の撮影に同行させていただきました。撮影題材の共通点は、環太平洋地域に住む数少ない同族(少数部族又は民族)、または土地にも関係する少数な人の集まりです(集落)。彼らは他に対して自分達と同じ種類の人間の集まりが少数であることを認識しています。彼らが引き継いできた歴史の価値を知っていて、それを存続させようと努力をしている人々です。それらの代表的行動のひとつに祭があります。伝統的な衣装、うた、おどり、祭儀をおこなうことで、同族である確認をします。アミ族の豊年祭、アイヌのコシャマイン慰霊祭、新潟の盆踊り。どれもこの夏に行われました。これらの期間中にワークショップの撮影ができたのはとても幸運でした。
 

 展示の映像はそれぞれに伝わる祭りの踊りの様子です。彼らの同族としての確認作業として行われるこれらの歌と踊りは、それぞれの特徴を持ちながらも何かしら共通性が見られると思います。サークルをなし回転移動する動きは世界中で見られるとはいえ、リズムや旋律などこの三つには近いものが確認できると思います。このように同時に音と映像を比較する事でなにかしらのつながりを見いだせたことは、もうひとつさらに引いた視点を持って、文化というものの伝承や広がりの仕方を考える機会になると思います。





多重露出写真について

 詩人の吉増剛造さんによる多重露出写真からヒントを得て、今回の3つの題材を多重露出の方法で撮影しました。アイヌとアミ族、アミ族と池谷集落が同じフィルム上で重なっています。場所と時間が層になったときに初めて見えてくる視点があるのではないかという試みです。偶然性にゆだね,ランダムに重ね合わせることで比較ではなく、重ねられた隙間からかいま見える詩的要素を抽出することによってまた新たにお互いの神秘的つながりを見いだすことが出来ればと思います。



若木信吾(わかぎ しんご)
1971年静岡県浜松市生まれ、東京都在住。ニューヨーク州ロチェスター工科大学写真学科卒業後、写真家として雑誌、音楽、広告媒体など、幅広い分野で活躍。その傍ら、自ら出版社を立ち上げ雑誌『youngtree press』の編集発行人、近年は映画監督など活動は多岐にわたる。長年最も近い存在である祖父を撮り続け写真集『Takuji』、『葬送』などを発表、そしてその祖父を題材とした第一回監督映画『星影のワルツ』は2008年ロッテルダム国際映画祭タイガー賞にノミネートされた。監督第二作目の『トーテム Song for home』が2009〜2010年全国公開。
www.shingowakagi.net





終わりに
 一枚一枚が表現する絵の強さ、美しさがありながら文化人類学的アプローチが今回できたのも写真というメディアのなせるわざだと思います。写真家達が意図するしないにかかわらず、撮られた写真自体はクールに、殆ど同時に起こっている違う場所の似た境遇の人々の記録を成功させています。展覧会をご覧になった方々がそれぞれの発見をして頂ければと思います。僕が今回の撮影に同行して見いだしたのは、かれら少数の集まりが家族的つながり、「family」という感覚をもっているということです。結城さん、スミンが集まりのなかで父親もしくは兄貴的立場にたっている。もしくは多田さんのように外からやってきた若者がリーダーシップをとっていこうとしている。彼らはそれぞれ個人の悩みや問題を抱えながらも自分のファミリーとして同族の者達を存続させるための努力をおしみません。もうひとつは土地との関係です。土地や家や家族や周囲とのつながりはポケットに入れて持っていくわけにはいきません。人間一人では動かす事の出来ないものに知らず知らずのうちに縛られて私たちは定住していくのです。そしてその中で独自の環境を作り出し、そこに密接に関わっていく事によって集団のアイデンティティーや文化が生まれていくのだと思います。
 

 我々写真家は常にカメラという機械を通して、外界を記録しています。しかしその機械の後ろには個人というそれぞれ全く違った性格と意思を持った人間が撮影現場に赴き、フレーミングとシャッターを押すという時間と場所を切り取る行為をしています。その個人の視点を写真を通して他の人がみたとき、世界はつながりをみせるのです。インターネットが世界中に広がったいまでも、そこに交換される画像や映像はその場に出かけていった人からしか受け取れないのです。
 

 今回見ていただいた写真はほんの一部にすぎません。春から始まったこのプロジェクトはもう半年間続く予定です。何よりもまずこのワークショップという名の、写真家のためのプロジェクトに真剣に参加していただいた五人の写真家のみなさんに感謝します。そしてこの展覧会を快く引き受けてくれたギャラリートラックスの三好悦子さん、SPBSのメンバー、ボランティア・スタッフのみなさん、ワークショップのもう二つのコースの皆さん、編集者の柴田隆寛さん、そして今回の機会を与えてくれたSPBS代表の福井盛太さんに感謝します。この展覧会のタイトルが「中間報告」である以上、このプロジェクトを更なるステップに向けて続けていくつもりです。次回まとまった展覧会もしくは出版物になるときには、また新しい世界の捉え方をご報告出来る事を信じています。

2010年9月
若木信吾




展示の詳細はこちら


2010-09-21 11:57:00

PROFILE

BOOKSELLERS

SHIBUYA BOOKSELLERS

2008年1月オープン。
書棚には、文学・ノンフィクション・エッセイ・詩集などから、写真集・アートブックまで、一点一点セレクトされた本が、新刊・古書問わず並んでいる。入って右奥の書斎コーナーでは、定期的に独自の切り口でブックフェアを開催。その他、SHIBUYA PUBLISHING刊行のオリジナル出版物は常時全タイトル揃い、店頭にて購入することができる。また月に3~4回、SPBSラボと呼ばれるトークショーを行っている。

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