SHIBUYA BOOKSELLERSのBlog

デザインWS、みなさんの作品発表

先週の日曜日の編集ワークショップの記事の反響が凄く大きかったです。
ご覧になっていただいた方々ありがとうございました。

デザインワークショップも非常に面白い内容でした。

講師はアートディレクターの寄藤文平さん。
著作に『ウンココロ手帖』『死にカタログ』などがあり、JTの「大人たばこ養成講座」や東京メトロの「マナーの気付き」なども目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

寄藤文平さんによる「ブックデザイン」。
「カバーだけで売れる本をデザインする」という課題で2回に渡って行われました。

「束見本」(製本の状態を見るための本、何も書かれていません)を手渡された受講生は、
コンセプト、タイトル、企画内容まですべて自分で考えてカバーをデザインします。

受講生によって、広告的な発想をする人もいれば、自分が欲しい本という発想で作る人、自分の所属している媒体に合わせるという発想をする人など、十人十色でしたが、根本にあるのは「タイトルだけで売れる本」。非常に漠然としたお題にもかかわらず、本当に売れそうな本が出来上がりました。

SPBSは書店なので、実際に作った本をその場で並べられますね。

ということで、、、。








負けてないですねー。
ただタイトルを考えただけでなく、企画から考えてタイトルをつけているので、このまま書籍化できそうです。内容さえ面白ければ売れますね。
企画、執筆、装丁、デザインまで一人でやる人が、今後ドンドン出てきてもおかしくないのではと思います。


中には『私が三億円事件の犯人です』というびっくりなタイトルもありました(笑)「村上春樹」というキーワード以上にインパクトがありそうです。


発想方法について、寄藤さんがおっしゃったことを少し抜粋。
・「ブックデザインをするときには、自分の周りの10人くらいにめがけてデザインをすることが多い」
・「それ以外でも僕のやるデザインは10万人というメディアフレームが限度だと思う。」
・「ただ、その10万人に向けて作ったものが、1000万人というフレームに当てはめたときに化学反応が起きる可能性がある。」


内容が似通ってきたからデザインで差をつけるという方向ではなく、「だれのために」「なんのために」この製品があるのか。その思考の筋道をデザイナーが立てることが求められるんじゃないか。
そんなことを寄藤文平さんは「ブックデザイン」の講義を通じて伝えたかったのでは。

次回は浜田武士さんの「ビジュアルブックデザイン」の講義。(詳細はこちら
まずは「言葉」で自分の好きなビジュアルを説明することから始まります。

またこちらでも紹介しますね。


担当:中西

※ちなみに、今回の写真は写真WSの受講生である有働さんに撮っていただきました。有り難う御座います!

2010-09-30 17:57:00

PROFILE

BOOKSELLERS

SHIBUYA BOOKSELLERS

2008年1月オープン。
書棚には、文学・ノンフィクション・エッセイ・詩集などから、写真集・アートブックまで、一点一点セレクトされた本が、新刊・古書問わず並んでいる。入って右奥の書斎コーナーでは、定期的に独自の切り口でブックフェアを開催。その他、SHIBUYA PUBLISHING刊行のオリジナル出版物は常時全タイトル揃い、店頭にて購入することができる。また月に3~4回、SPBSラボと呼ばれるトークショーを行っている。

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