
本日ご紹介しますのは、余白の使い方や眠る被写体に何とも雰囲気のある表紙のこちら。ドイツはベルリンを中心に活動するフォトグラファー・MOOTによる『SHALLOW TOURIST』です。
”KRALOVICE 14:53”とタイトルがつけられた導入文は、チャットでの会話の中のMOOT氏の“ShallowTourist”の一言で締められ、そこから物語が始まっていきます。
ヨーロッパのバス停やモーテル、どこかノスタルジックな旅の風景とともに少年たちや青年たちが切りとられています。荒削りなようで繊細さも感じられる作風は、技術云々以前に人をひきつけるポートレートとしての力を持っているように思えます。彼らが“Tourist”なのか、バスで旅を続けているのか、など眺めるうちに興味がわいてきますが、版元や海外の通販サイトなど、どこを見てもほぼ"Shallow Tourist is a sublime and sexy trip to Central and Eastern Europe,"の一文で説明されているのみなので、登場人物のバックグラウンドをあれこれ想像するのもまた楽しい一冊(単に私の英語読解力が足りないだけかもしれませんが……)。
ベルリンの小さな出版社Entartetes Lebenから昨年10月に発行されたこちらの写真集ですが、SPBSで取り扱っているのは実はMOOT氏ご本人がお持ちくださった貴重なものです!限定5冊のお取り扱いとなりますので、どうぞお早めに。
担当:松井
※ご購入はこちらからどうぞ。
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2012-03-24 14:25:00






