柴田 隆寛のBlog

トットリノススメ



ランドスケーププロダクツの中原さんとグラフの服部さん、そして地元の家具デザイナー、工作社の本間さんによる期間限定ショップ「nomadic」のオープンに合わせて、鳥取に取材に行ってきました。

民藝、クラフト、写真。そんなキーワードをテーマに、鳥取、米子、境港をクルージング。かなりディープに鳥取をえぐってきました。写真は定番の砂丘と、伯耆町にある高松伸の建築による植田正治写真美術館。



「弁当忘れても傘忘れるな」。鳥取にはそんなことわざもあるぐらい、クルクルと表情を変える空模様も印象的。個人的には、ポートランドと同じぐらいヤバかったデス。





2008-11-28 20:14:00

もし僕らのことばがウィスキーであったなら



コチラは改訂版。初版の表紙の方が好き。

唐突ではありますが、最近久々に自分の中でウイスキーが盛り上がってます。今から遡ること、約8年ほど前。実家を出て、念願だった下北沢に住み始めた頃、ちょっと背伸びして茶沢通りにある憧れのバー「LADY JANE」のカウンターに緊張しながら、ひとり座った26の夏。親切なバーテンダーの方に土屋守氏の『モルトウイスキー大全』という本を紹介されてからというもの、なけなしのお金を握りしめ、マッカランやボウモアを求めて梅ヶ丘通りの「信濃屋」にバイイング。



いつかは彼のようなバーテンダーと出会ってみたい。

1ルームの狭いアパートで、琥珀色のグラス(もちろん、男はニートでしょ!)を傾けるオレに酔っていた自分も、気がつけばミッド・サーティーズ。いつの間にか「とりあえずビール」的な安易な酒飲みに堕落してましたが、「コレじゃいかん!」と思ったきっかけは情けない話、プリン体(涙)……。悪玉を退治するべく(飲まなきゃいいだけの話なんだけど……)、ここ最近は蒸留酒に完全シフト。ボトラーズにまで、コレクションの触手を伸ばし始めたという中学時代の悪友の影響もあって、久々アイラモルトに無我夢中。ジャイアンツの投手リレーのように、ボウモア→カリラ→アードベッグ→ラフロイグorラガブーリン(Wストッパー)という必勝パターンを構築しつつも、しばしば気持ち良くなり過ぎちゃって五里霧中。。


本気で蒸溜所行きたくなります。

だけども、ヨード香がたまんないし、“命の水”はヤッパリおいしいのであります!! もし僕らのことばがウィスキーであったなら(c村上春樹)、世界はもうちょいマシになるんじゃないか? 本気でそんなこと、思ったりしちゃいます。


2008-11-19 15:36:00

デザイン=ソシアル




遂に出ました、教授こと(身内ではこう呼ばせて頂いてます)、柳本浩市さんの初の著書。デザインと社会のつながりを多彩な図録からイン。すっと、文章に入っていける構成が分かりやすくて、まるで柳本邸でお茶を飲みながら、授業(話)を聞いてる感じ。

ただディぐってるだけじゃなくて、ちゃんとモノが生まれてきた社会的な必然と精神性、そして関係性を解き明かすべく、しかも誰にでも理解できるところにキチンと収斂していくあたりは、サスガです。

教授曰く、“デザインと社会は密接につながっている”。言い換えれば、すべてのモノは社会と繋がっている、ということ。本書を読んで、自分の作ってるモノも社会と無関係ではない。あらためて、そのことを肝に命じなくてはと思う次第であります。


2008-11-18 12:51:00

PROFILE

takahiro_shibata

柴田 隆寛

編集者/EATer所属。雑誌を主戦場に、書籍やリトルプレス、webの編集を横断的に行う。 主な仕事に『HUGE』、ロバート・ハリス著『人生の100のリスト』(ともに講談社)、『リサ・ラーソン作品集』(ピエブックス)、『KAT-TUN LIVE DOCUMENT PHOTOBOOK』 (角川グループパブリッシング)、「BEAMS」カタログ、「MOTTAINAI」キャンペーンコンセプトブックなどがある。 また、webサイト「夢の病院をつくろうPROJECT」のメンバーとしても活動中。
EATer:http://www.eater.jp/ 

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