
長谷川平蔵aka鬼平。不景気も切ってもらいたいもんだ。
「盛り場もダメ、サッパリ。年忘れっていうより年越せないよ、ハハハ」とは、昨夜乗ったタクシー運転手さんの自虐的なツイート。しかも、やたらめったら掘り返されるカフカの小説ばりの不条理極まりない道路工事のおかげで、渋滞に巻き込まれてしまったため、いつもより距離が全然走れないと嘆いておられました。
実はコレって珍しい話でも何でもなく、日常的に夜な夜な繰り返されるタクシー運転手さんの挨拶のようなもん。今更言うまでもなく、それぐらい世の中どーしようもないほど、ドン底なのは間違いないということなのでしょうが、それを余計に煽りまくるテレビや新聞って、一体どうなんだろ? って時折思ったりするわけです。
「明日がどっちだ? なんて、誰にも分からんないんだからさ、パッとカネ使っちまおうぜ!」っていう、ラテン乗りっていうか、江戸っ子気質というか、ポジティブな刹那主義を展開する大新聞社がひとつぐらいあれば、踊らされる人だって少しは出てくるだろうし、多少なりとも経済の活性化に役立つと思うのですが、いかがなもんでしょう? つまり“宵越しの銭は持たねぇ”っていう逆切れスタンスの流布。それもマスコミの役目であるような気がするのですが。
いまだに恐くて寿司屋に行けない自分(泣)
で、話は飛びますが、江戸っ子つながりで、出ましたね『週間 池波正太郎の世界』。しかも全30冊! 没後20周年に相応しい好企画。池波作品は、エンターテイメントとして楽しめるのはもちろん、行間にたゆたう男のダンディズムに魅かれるわけで。嗚呼、久々に読んでみようかしらん『男の作法』でも。しつこいようですが、いつかは小雪のバーで、ハードボイルドにグラスを傾けたい自分なのでありんす。
2009-12-15 19:44:00
