前に主観でプロフェッショナルについて書いたのの続編です。
先日、とある焼肉屋に食事に行ったときのことです。
入り口からスムーズに席に通してもらって、注文を済ませ、会話をしながら楽しく食事ができました。
鉄板が汚れてきたな~って思うと、いつの間にか、新しいのに換えられてるし、ビールが空になったら会話が途切れたときにさっと注文を取りに来てくれる。
空いたお皿もいつの間にか片付いていたり、テーブルの上がちらかりがちな焼肉でも整然としていた。
店内を見渡してみて、ふと気付くと、お客さんの視界に入らないところで、お店のスタッフの人たちは、いろんなテーブルに目を光らせていて、なんか集中してる感じだった。
あ~だから、手際とかタイミングがいいんだな~なんて思ったりして。
毎日毎日、焼肉屋の店員をやって、集中して取り組んだ結果、プロの焼肉屋の店員の方々が現場に立ってるんだな~なんて思いました。
とてもプライドに思ってる感じが伝わってくるのです。
まあ、見渡していてちょっと面白いことがあって、一つ先の席でお客さんが帰ったんだけど、その席に向かって店員さんが3人結構な速さで来たかと思うと、
最初に着いた二人が阿吽の役割分担であっという間に片付けてしまって、最後に来た一人はなんか、数秒二人の片づけを見ながら、とても残念そうな顔をしてその場を離れて行ったのです。
片づけが早くてしかもきれいになってるのも、すごいけど、3人目のあの残念そうな顔がとても印象的でした。
え、もしかして片付けの仕事を取り合ってる?みたいに見えたのです。
どこかに監視カメラがあってオーナーが見てるとか、全部ポイント制になっていて成果報酬なのかな?(片付け一回いくら)みたいに思えるほど、、、。(実際そうだったりして、、、。)
でも、ただ焼肉屋の店員と言っても奥は深いんだと思うのです。
片付け、鉄板の交換、中間パッシングとかも、今日からアルバイトですっていう素人のそれとは、雲泥の差がありすぎる。
と、ここまでは、その焼肉屋の店員さんに感心したのですが、
いろいろな基本動作は確かにプロのそれだと感心したのですが(帰りも会計を済ませたらエレベーターが開いてたし)、当然お客様が頼めば肉もきれいに焼いてくれます。
そして隣のお客さんが「それ」をしたのですね。
で、プロの手つきで、とても美味しそうに焼いてもらって、ちょっと解説をもらいながら食べてたのですが、最後に「あ~お客様ねぎをのせすぎです。」みたいなことを言ってその場を離れたあと、隣のお客さんが、「怒られちゃった」と話してたのを聞いて、あまりに仕事に集中しすぎて、美学をどんどん追及しているほどに、お客さんが怒られたと思ってしまっては、そもそも接客業という領域を逸脱してしまってはないか?と思いました。
こうやって食べると美味しいってのを知ってるからこそ、プロだし、お客さんもそれで満足すると思うけど、あまりに集中しすぎての、あの一言が、ちょっと残念な感じがしました。
どのプロフェッショナルも、やっぱり仕事の品質の追及と共に、やっぱりお客さんがいて初めて仕事になるという前提条件を忘れずにいることが重要だと思うのです。
当然、毎日同じ仕事をしているので、意識さえしっかり集中していれば、詳しくなって、上達して一般人と差が生まれ、プロとなるけど、素人のお客様を見下してしまうのではなくて、プロだからこそ、実力の余裕の懐の広さを持たなければと思いました。
なんかただ、焼肉屋での些細な出来事を長々と書いてしまいました。。。。
2007-10-12 14:28:31
